小説更新!
「ーー好きだ。ーー」
「....。」
なんとも言えない。
自分の顔が熱くなるのが分かる。
「あれっ?言わなかったっけ....。結構、アピール、してるつもりだったんだ、けど。」
えっ⁈
これまでの若武を思い出す。
目立ちたがりで、でもリーダーシップがあって皆に尊敬されてて....。
なんか、良いところしかでてこない....。
もしかして、私、若武のことが....。
って、それより、アピールって?
「アピールって?」
「あ、マジでわかんない?」
わからなかった?
と、本気の視線を送って来る。
「うっ、うん。」
「えっと、ずっと、視線を送ってたんだけど....。」
そういえば、なんだかいつも視線を感じてたな。
あの三人の視線じゃなかったんだ....。
「そっ、か。」
長い沈黙。
会場の方では、黄色い声が飛んでいる。
>>587 途中かも知れないけど面白いよ!