〜星空は知っている〜
【??side】
「疲れたー」
久しぶりにこの街に戻ってきて、最初の俺の仕事は、立花に会うことだ。
さっき、あいさつしに行くときたまたま通ったけど、いる気配ゼロだしな。
どこだろ…。
でも、祖然と足は動いていた。
ん?てかここどこだ?
確か、立花に会いに行こうと思って…。
そこは大きな家の前だった。
でもなぁ。なんか見たことあんだよなー。
視界に表札が入り、見てみるとすぐに納得した。
ここん家、若武か。
前立花が、言ってたからここに来ちまったのかな…。
「ん?」
立花だ…。草に隠れて何してんだ…。
あ、いいこと考えた!
そっと近づく。
と、その瞬間たち、歩こうとした瞬間俺は、肩を掴んでいた。
硬直するのがわかる。
立花はゆっくりこちらを向く。
俺の顔を見た瞬間、驚きの顔になったがすぐ嬉しそうな顔になった。
「砂原!!」
その声に俺は、「よっ!」と右手を軽く上げた。
>>107面白い!まさかの砂原だったんだ!続きが楽しみ!