〜星空は知っている〜
「おい、立花!」
「は、はい!…て、あ…」
アーヤに声をかけたのは、さっきの砂原の行動を見てみるに見かねて窓を開けて話しかけてきた上杉だった。
つまりはもちろん、さっきのも見ていたのである。
そしてその後ろにも、むすっと立っているKzのみんなが…怖い。
「な、なんでそんなに怒ってるの?」
微妙に、窓から出る顔と二人の顔の高さは違っており、立花が上目遣いをしているような感じだった。
もちろん、本人には、そんなことをしているとは全く思ってもいない。
(なんで、見られて恥ずかしいのはこっちなのにあっちが起こってるの?!)
逆にこんなことを思っていて、半分不満、半分恐怖。
まぁ、そんなことも知らずに、立花の上目遣いを攻撃を直に受けてしまった上杉。
もちろん、破壊力は半端なくて…。
「………//」
ただただ、赤面するばかり。そして、へなへなと座り選手交代。
次に挑んだのは黒木。
いつもと同じ力を発揮できるのか…?
「アーヤ、怒ってるんじゃないんだよ」
「本当?」
上杉が赤面して、完璧に怒ったと悟ったアーヤは気が重くなっていた。
だから、余計にうれしそうな顔で言う。
黒木は、表面上はさわやか笑顔を向けている。
(アーヤ…笑顔とか反則過ぎ)
そんなことを思っている。
黒木の気持ちなんかも知らず、キラキラ笑顔の立花。
ノックするまであと5秒。……………アウト―!!
「アーヤ、僕たちはね砂原に話があるんだよ」
「そうなの?小塚君が言うなら、信ぴょう性あり…。砂原、話があるってよ!」
「ん???」
黒木がノックしたぐらいから、飽きてきて花壇の花を見ていた砂原に声をかける。
「ん???」っと振り向きながら見えた手には、ちゃっかり雑草抜きまでされている形跡が…。
「砂原!!」
手をパンパンと軽くはたきながら窓のそばによる。途中で振り向き立花に、「その赤い花さわんなよ!」と注意した。
その目先には、いまにも立花が赤い花を触ろうとしていたのが分かった。
「え!う、うん」答えながら出していた右手をさっと戻した。
「何?」
「どうして戻ってきたんだ?」
いろいろないざこざがあったけど、今は関係良好だ、と思いたい。
「また引っ越してきたんだ。夏休み中は絶対にいる。てか、俺がいちゃダメな理由あるの?」
「ないんだけどな…。今度皆で星を見に…」
「おい!」途中から割って入ってきた若武にみんなが着れ、肩をすくめる。
久しぶりに見たな、と懐かしそうにしていた顔から、考える顔になった。
そして何かを決めたように頭をガバッと上げ、言った。
「>>160」
続く
>>157-158ああああ!そうだった!すみません、咲花さん!本当にすみません!(_ _(--;(_ _(--;あとみさとのことOKです。触れないようにしますね。あとさんはつけなくていいですよ!私もこれからタメ口でいくので!それと私は元リンリンです!
>>159上杉くーん?( ・∀・)黒木くーん?( ・∀・)どうしちゃったのかなあ?( ・∀・)あと>>160OK!変になったらごめん!私のは飛ばしてみさが考えたやつにして!
では行きます!↓↓
「もうわかってると思うが俺は立花が好きだ!」
…はい、私のは飛ばしてください。