>>219 ありがとう!!
頑張るぜ☆
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〜星空は知っている〜
【上杉side】
今助けてって声がした気が…。
なんとなく振り返ってみると、誰もいない。
気のせいか…と思いまたロッジを向く。
何かが引っ掛かった。冷や汗が出る。
何かが違う、違和感がある…。
「若武!」
「なんだ?」
突然名前を呼ばれてびっくりしたのかしゃきっとしている。
いつもあんなことしないでこうならいいものを。
「黒木!」
「おい!無視かよ」
急に名前を呼んだのに違う奴の名前を呼んでむくれている。
まぁ、俺には関係ないけど。
黒木はなだめている。
「小塚!」
「どうしたの?」
ってか、隣にいたから呼ばなくてよかった…。
そして最後にもう一人の名前を呼ぶ。
「立花!!」
声が聞こえない。
皆は不思議そうな顔で俺を見る。
でも、やっと気づいたんだろう。
皆がキョロキョロし始める。だが立花の姿は見えない。
さっきの声は立花…?
もしかしてそんな…。
俺は口に出してしまった。
「誘拐?」
皆ははっとしてこっちを向いた。
若武は震える唇でかろうじて言った。
「緊急会議だ…」
立花がいない。
あいつのことだから、何かを見るんだったらいうだろうし、実際に声も聴いた。
背筋が凍った。
もしkzから立花が消えたら?
そんなことを考えることなんてできなかった。
早く見つけないと…。
「じゃあ、まず上杉、なんか気づいたんだろ?教えてくれ」
いつもなら上から目線の態度にイライラしていたが、そんな場合じゃない。
さっと報告をする。
「俺たちがロッジに見入ってた時後ろからたぶん立花の声がした。「助けて」って…。でもはじめは聞き間違いかと思って気に知なかった、でも嫌な感じがして点呼をとった。すると、案の定いなかった、って訳」
静まり返る。
「よし、これはれっきとした事件だ。アーヤきろ、く…」
普段通りに、若武は言おうとしたが、そこに立花はいない。
顔はどんどん曇ってく。
はやく何か見つけて士気を上げないと…。
「現場で何か見つけようぜ、なんかあるかも知んねーし」
皆は立ち上がって、現場に戻る。
出ようとしたとき、若武が中にいることに気づき呼びに行こうとした。
でも、近くに行ってみると、若武がうつむいて俺に気づかない様子でつぶやいた。
「犯人ぜってー許さねー。アーヤを、アーヤを…」
聞こえないふりをして俺はそっとロッジを出た。
>>220面白い!上杉が早く気づいたねwアーヤ、頑張って❗そしてみさも頑張って❗
あと私、名前変えたよ!元美羽!みゆうってよむよ!