じゃあ美羽で!
あと、投票来てくれてありがとう(o^―^o)ニコ
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〜星空は知っている〜
【黒木side】
まさか、アーヤがいなくなるとは思わなかった。
しかも、誘拐だなんて…。
これは、kzの失敗でもあるが、アーヤを愛する者の失敗でもある。
でも、どんなことがあっても俺たちはアーヤを救い出す。
誰も見ていなかったがその時俺は、久しぶりに感情を出してしまった。
「どうだ?」
俺より先に出た小塚は家の前でみんなを待っている感じだったが、なんとなく聞いてみた。
横に首を振り「まだ見てないや」と答える。
後から、上杉が出てきて、最後に若武が出てくる。
またリーダーだから俺は最後だ!とかいうのか?
この重い空気を軽く緩めた方がいいかもしれないし、なんか言っとくか?
そう考えて、若武のことでからかおうとしたが、表情があまりにも真剣で、珍しく言葉が少なくなっていたためやめておく。
「どうやって探す?」
周りを見渡しても、自然が多くて視界はあまり開けない。
でも、視界が開けないということは。
「車とか隠したのかな?」
「多分な、歩きでだったら、目立っちまう」
車で来たとしたら、どこに置くのか。
多分俺たちの死角…。ってことは…。
上杉と目が合い、頷きあう。
「おい、ついた時俺たちはどこを見てた?」
「どこって、この家だろ?」
「お前が犯人だったら、その時車をどこに置く?」
「そりゃあ、見えないところ…」
若武がそこまで言うと、「あ!」と言い、捜索範囲を指さす。
俺たちから、アーヤを奪ったから早く見つけなければならない。
「いこう」
木々がうっそうと生えていて、手がかりを見つけるのは困難だった。
そういえば…。
「小塚は?」
「なんか必要になるかもって、荷物取りに戻った」
「ああ!!」若武の大きな声が聞こえた。
何かあったのか?
「どこだ若武!」
「ここだ!」
その声を頼りに行くと、気は生えているものの、少し広い空間があった。
その真ん中らへんで、若武はしゃがんでいた。
「どうしたんだ?」
あとからやってきた上杉は、軽く走ったのか息切れしながら聞いた。
「ああ…」といった、こちらを振り返った若武は目をキラキラさせていた。
もしかして…。
「証拠が見つかった!」
>>225いえいえ!(o^O^o)小説面白い❗頑張ってアーヤを見つけ出してー!!