「本当なのか?!これが嘘だったりしねーよな!!」
若武の怒りが混ざった声が響く。
もう、砂原と会えないの…?
「…そうなの?」
アーヤの声で、一瞬場が静かになる。
もう、私は砂原と会えないの…?
いやだよ、嫌だよ…友達でしょ?
「ああ、ごめんなアーヤ…」
アーヤがこんな声を出すと、みんなもけんかをする気力もなくなってしまう。
それに。
「そっか…元気でね」
泣いちゃダメなんだ。
きっと、砂原も苦しんで決意したことなんだもん!
砂原はアーヤの顔を凝視して何も言わない。
変化といえば、目が動揺している。
「俺さ、好きな女に泣きながら元気でねって言われても余裕でいられるほどの男じゃねーんだけど…」
え?な、涙?
急いで目元をぬぐうと、光る水滴が手についたのが分かった。
「ア、アーヤを泣かせやが…」
若武が最後まで言おうとしたとき黒木君が肩をポン、と触ってなだめてこっちを見る。
そして、口を開いた。
「もう帰ってこれないなら、お別れパーティーでもやるか?」
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>>301そうです、私がとりました<(`^´)>
下手でごめんねー(´;ω;`)
>>300Σ(゚Д゚)トラレタ!
>>302繋げづらいのに書いてくれてありがとう!やっぱみさは上手いね!
>>303おお、詐欺師の才能発揮したねww