来ないと言ったのに来てしまった…(´;ω;`)
そんな自分が嫌いです。
でも、諦めて開き直りました。
「別に勉強すりゃあいいんだろ?!(`・∀・´)エッヘン!!」
というわけで書きます(笑)。
最後は>>311
* * * * * * * * * * * * * * *
【若武side】
アーヤを売った??
聞き間違いか?聞き間違いであってくれ!
オレタチハアーヤヲタスケラレルノカ?
「おい若武!」
「いてっ!」
上杉に急にたたかれる。
「お前何ぼーっと突っ立ってんだ!立花を探しに行かねーのか?!」
そうだ!
まずは、アーヤを助けないと。
「小塚と黒木はここに残れ!黒きはそいつの監視、変なことしようとしたら警察に言え。その間に小塚は中を見てくれ」
くるっと振り返り、山野の方を向いた。
「おい、どこに売ったんだ」
「隣町のN市だ」
今度は上杉を振り返る。
「車のルート大体わかるか?!」
「それなら…」
黒木が声を上げた。
「俺のほうが多分わかる。上杉と交代させてくれ」
確かに、上杉の方が容赦なさそうだしな。
「わかった、案内してくれ!」
「こっちだ」
走り始めると、いつもより早く感じる。
あれ?すなーらは?
「若武、俺…」
「お前はアーヤが好きなんだろ!その気持ちはもうねーのか?!」
そういったとき、隣で風が起きた。
さっすがすなーら。
やっぱりはえーよ。
「こっちだ」
黒木が、車が通れない歩道者の道を歩いた。
「ん?なんだこんな時に…」
こんなときに電話してくるやつとかホント意味わかんねー!
携帯を出すと、上杉からだった。
あいつ、今の状況わかってんのか?!
『お前はバカか?!車の形状も知らないでどうやって行くんだ』
え?!いきなり馬鹿かよ…。
でも、確かに知らねー。
『いいか、軽トラックで逃走中。今はしかも、今日は幸運なことに休みの始めだから渋滞に巻き込まれてる可能性あり』
「ホントか?!で、色は…」
『一瞬で見たら怪しいってわかるっぽいぜ。じゃな』
一瞬で見たら怪しいって…?
なんだ?
「若武!!」
先を走っていた二人が車道側を向いて立っていた。
なんだ?あいつらも上杉から電話貰ったのか?
「どうした」
「これ…」
ん?
え…。
えっと、軽トラックだな。
で、あの色がその―…これかぁ。
「多分これで、上杉からさっき連絡が来たとき軽トラックで色は一瞬で怪しいってわかるっぽい」
それを聞いての感想が…。
「こいつら、もうちょっと人攫うんなら、自分の趣味をおさえた方がいいぜ」
が黒木。
「お前ら、こんなやつに立花攫われたの?」
がすなーら。
「ま、渋滞だったのも運だよなぁ。で、どうやって下す?」
そうだな、ここで渋滞してるし…よし。
「乗ろうぜ後ろに。アーヤもいるかもしれないし」
「じゃあ、ばれないように忍び込もうぜ」