第13話<開始>
「イトナ王子ー!さっさと降伏するがよい!!」
イトナ「あいつはタイセイ王子だ」
ナギサ「知ってます。ブラックスター王国の王子でしたよね」
カエデ「わっいかにも悪そうな名前…」
カルマ「ったく、何であいつがイトナの国を攻めてくるんだよ。負けるのが当たり前なのに」
ゴシックランドは世界で見ても強いとして有名だからです。
ナギサ達の国、ファンタジアランドも負けてはいません。
イトナ「皆!よろしく頼む!」
皆「はい!」
ナギサ「…あ、攻めてきました!」
イトナ「出撃!!」
皆「おおーーーー!!!!」
ダダダダダッ
ナギサ「カエデさん、大丈夫ですか?」
カエデ「え?あっ大丈夫ですよ!」
ナギサ「なんか震えてるように見えたんですが…」
カエデ「気のせいですよ」
ナギサ「そうですか…」
カルマ「そんなに和んでる場合じゃない。こっちまで来てんじゃん」
ナギサ「わかってます、兄上。ここは僕が…」
パアアッ
ナギサ「今のうちでーす!」
剣を出して敵を撃ち抜きます。
ナギサがやったのは、《時を止める魔法》。
魔力の消費が激しいので長時間は使えないのです。
イトナ「ここの敵は弱い。目的はタイセイ王子だ」
ナギサ「はい」
カエデ「わかりました!」
カルマ「りょーかい」