24続くけど、その前に渚あかとカル愛書く!
カルマside
「なーなー、お前らって付き合ってんの?」
ん?渚と…愛美?
「違うけど」
「ならさ奥田さん、俺と食事行こうよ」
「え…でも…」
あいつ、愛美のこと狙ってんのか。愛美困ってんじゃん。行くか
「あれー渚、何の話してんのー?」
「カルマ!最初から聞いてたよね」
「バレてたー?」
「尋常じゃない程の殺気感じたからね」
「そうだったかもねwwでも愛美が男に食事に誘われてて殺気出すなって方が無理かなー」
「…赤羽…」
「そうだ君、知らないようだから教えてあげるけど、愛美は渚とは付き合ってないけど俺と付き合ってんの。わかった?それでも愛美に言いよるんだったら…殺すよ?」
「…すみませんでした」
「わかればいいんだよわかれば。そういえば渚は雪村ちゃんとどうなの?最近」
「普通に順調だと思うけど?」
「あ、私たまにあかりさんと有紀子さんと会ってるんですけど、2人ともとても幸せそうですよ」
「渚も彼女いたの?」
さっき愛美に言いよってた男達が口を開いた
「あれー知らなかったの?そういえばそっかー渚と愛美が付き合ってるのか聞いてたもんねーww渚もいるよ彼女」
「ねぇ、聞いた?」とか「聞いた、超ショック」とか周りの女達が騒いでる。渚のことが好きで見に来てたんだな大方
「マジか…どんな子なんだ?」
「まあまた今度…ね」
「まあ忙しいもんねー雪村ちゃん」
「んーでも1週間に1回は必ずあってるよ」
「私も1ヶ月に1回は必ず会ってます」
「2人とも結構頻繁に会ってるねー。てかうちの大学なのにねー学部違うだけだし」
「でもあかり忙しいらしくて大学結構休みがちらしいよ」
「そうなんだー」
「休みがちといやーさ、新しくできた芸能科にいる磨瀬榛名、スゲー可愛いよな。女優業忙しくて休みがちっぽいけど」
「そうだねー…そういえばあかり、今日は来てるみたいだよ」
「じゃあ今日紹介すりゃーいいじゃん」
「そんな都合よくこないって」
「あれ、あっちがなんか騒がしいね」
「まさか…」
「キャーーーー榛名ちゃーん!こっち向いてーーーー」
「お、噂をすればじゃん。やっぱすげー可愛いな」
「おーい雪村ちゃーん」
俺が呼ぶと雪村ちゃんは俺たちの方に来た
「何?カルマ君。って渚・愛美ちゃん!」
「え、何?お前ら磨瀬榛名と知り合い?」
「えーっと、誰?」
「プックック…雪村ちゃん、こいつは愛美に言いよった不届き者」
「えー?愛美ちゃんに言いよったわけ?カルマ君に殺されかけたでしょ」
「公衆の面前だから脅しで勘弁しといたよ」
「カルマ君も大人になったねー」
「えー、後で愛美特製の薬で殺すに決まってんじゃーんww」
「言うと思ったよ。でもせめて劇薬はやめときなよ」
「やっぱカルマは相変わらずだねー」
「褒め言葉として受け取っとくよ渚」
>>26続き
「えっと…4人って本当にどういう関係?」
「え、マジでわかんないの?バカなお前にもわかるように説明すると、早い話が中3時代の同級生。5年前くらいに椚ヶ丘中学3年E組って有名になったでしょ?俺らそこの卒業生なんだよねー」
「は⁉あのE組生徒⁉地球を救った英雄って言われてるあの⁉
「そうそう。3年の時の日常は暗殺か訓練だったよね、懐かしいなー」
「で、でもその中に磨瀬榛名がいたって聞いたことないぞ?」
「あたりまえじゃん。磨瀬榛名は芸名だし、髪の色も黒じゃなくて緑だったもん」
「あはは、本当に迷惑かけちゃったよね、あの時」
「あの後から雪村ちゃん、わかりやすかったよねー、気付いてなかったのは渚ぐらいだったんじゃない?」
「えーだってあかりの好きな人が僕だなんて思うわけないじゃん」
「昔っから渚は鈍感だよねー。今だって私以外にも渚のこと好きな子なんて山程いるんだから。天然たらしだよねー渚って」
「そう?」
俺らが思い出に浸ってると、またもあのバカな奴らが口を開いた
「え、なになに⁉磨瀬榛名さんって渚が好きなの⁉」
「はあ?今更気付いたわけ?本当バカだねお前」
「っていうか付き合ってるんだけどねー」
会話を聞いてた周りの奴らが騒ぎ始めた
「マジ⁉」「そんな、榛名ちゃん…」「俺たちの天使が…」
とか渚の時とほぼ同じ反応。本当この2人は…このあと大騒動になりそーだなー