後編(*^▽^*)
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美「それより、確実にケイ君にはもう届いてるわよね。」
ア「はい。」
美「じゃあ、アスカ用の怪盗レッドのトランシーバー付けてごらん。」
アスカは戸惑いながらトランシーバーを耳につけた。
すると、少しの雑音がした後、ケイの声がした。
ケ『アスカか?』
ア「ケイっ!みんな無事?」
ケ『俺は無事だ。でも、父さんとおじさんの行方が分からない。』
ア「え・・・。みっ、実咲たちは?」
ケ『氷室さんと春川さんと瀬上さんは2日ぐらい前からご飯をもらっていない。
向こうは三人を餓死させようとしているんだ。』
ア「嘘っ!で、でもまだ大丈夫なんだよね・・・。」
アスカの声が震えた。
ケ『今は生きているが、悪ければ明日には餓死してしまうかもしれない。』
ア「嫌ぁ―――――――!」
ケ『それを防ぐためにも、今日の夜来てくれるか?』
ア「もちろん!行くよ!」
ケ『でもアスカ一人じゃ不安だな。』
ア「大丈夫。美華子さんも協力してくれることになったから。」
ケ『なら大丈夫だな。』
ア「じゃあ、今日の11時にもう一回通信しよ。じゃあ。」
ケ『ちょっと待て、アスカ、指弾もうないだろ?』
ア「そういえば。」
ケ『なら、俺の机の引き出しの上から3番目___真ん中の引き出しに指弾が大量に入っている。』
ア「OK。」
ケ『暗号は、【B4Z@G:E】だ。』
ア「リョ〜カイ!」
ケ『じゃあ、11時な。』
通信は切れた。
ア「美華子さん、夜11時です!あ、今日の。」
美「OK。じゃあアスカ、用意するものは?」
ア「指弾!ケイに言われたところから取ってきます!」
しばらくすると、アスカが戻ってきた。
ア「これで準備完了です!」
美「OK。じゃあ、11時になったら出動ね。」
*
ケイはアスカとの通信が切れた後、怪盗レッドの最終準備をした。
そして、実咲たちを見に行った。
ケ「氷室さん、春川さん、瀬上さん。」
実「ケイ・・・君・・・。もうだめ・・・。」
優月が一番辛そうで、もう起き上がろうともせず、ただ地面に転がり目をうっすら開いているだけだった。
一番元気なのが実咲で、立ち上がってとぎれとぎれの声を出している。
水夏は、優月のそばに転がっているが、目は開いている。
水「紅月君・・・・・・誰か・・・助けてく・・・れないのかな・・・・・・・・・・?」
ケ「たぶん___いや、絶対に今日アスカが来る。それまで待て。」
実「本・・・当?」
ケ「あぁ。アスカを信じよう。」
そして、自分の部屋へケイは向かった。
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>>210の続き(*^^)v