>>766の続き〜
竜「あっ!じゃあその依頼人から何百万じゃなくて、六百万か、六千万ぐらいふんだくっちゃおうよ!そしたら一人、百万円ずつだよ」
おい、おまえもそれに乗るな。
そういえば実をいうと、竜音の血をたどっていくと、獣にいきあたるかもしれないのだ。
いや、獣よりも恐ろしい何かかもしれない。
なぜって、竜音はふつーに見ればおとなしくて優しい女の子だが、ある条件を満たすと恐ろしいヤクザに変わるのだ。
オレは一回この目で見た。
ある条件、それは俺たちでもわからない。
とにかく恐ろしいのだ。
雨「となると、陽太だな……」
はぁ……やだやだ。
毎回依頼人から金をふんだくるのも
嫌になるぜ……
春「おい、話が脱線してる」
雪「はっ!そうだった。話を戻すけれど、怪盗レッドが盗んだとなるとアスカとケイ達の家にあるんだよね?」
陽「その可能性が高いと思うな。ぬすまれてまだ一週間もたってねぇし」
雨「あぁ、俺もそう思う。『エルフのなみだ』はいまのところ持ち主は不明だからな。
わかっているのは、ヤクが関わっていること、ある博物館が関わっていることだけだ。」
その情報、聞いてねぇし……!