続きっ!!
陽太目線
雨 春(そっちの方が問題だ……!)
雪「でぇ?仕事内容は〜?」
こいつ…完全にスイッチオフだろ…
陽「ゴホン!気をとりなおして。今回の依頼人はえーっと名乗らなかったので不明!内容は『エルフのなみだ』の奪還。たしか、こないだ怪盗レッドが盗んだっていってたな。」
すると雨絃が手をあげて
雨「それについてだが、怪盗レッドの正体がわかった」
その言葉に一同(雪菜以外)は騒然!
おどろかなかった雪菜は
雪「知ってる〜!紅月飛鳥と圭の従兄弟でしょ!アスカが実行、ケイがナビ!初代怪盗レッドは二人の父親! だよね?」
その雪菜の言動に全員失神寸前…
なぜかって?
雪菜は潜入捜査しか能がないと思ったからだ。
雨「そ、そうだ……以上……」
陽「雨絃、落ち込むなよ。あと、成功したら何百万は夢じゃないぜ!」
天「おっまじか!じゃあこづかい山分けな!」
天治の頭には金のことしかないのか?
一回切りまーす!
>>766の続き〜
竜「あっ!じゃあその依頼人から何百万じゃなくて、六百万か、六千万ぐらいふんだくっちゃおうよ!そしたら一人、百万円ずつだよ」
おい、おまえもそれに乗るな。
そういえば実をいうと、竜音の血をたどっていくと、獣にいきあたるかもしれないのだ。
いや、獣よりも恐ろしい何かかもしれない。
なぜって、竜音はふつーに見ればおとなしくて優しい女の子だが、ある条件を満たすと恐ろしいヤクザに変わるのだ。
オレは一回この目で見た。
ある条件、それは俺たちでもわからない。
とにかく恐ろしいのだ。
雨「となると、陽太だな……」
はぁ……やだやだ。
毎回依頼人から金をふんだくるのも
嫌になるぜ……
春「おい、話が脱線してる」
雪「はっ!そうだった。話を戻すけれど、怪盗レッドが盗んだとなるとアスカとケイ達の家にあるんだよね?」
陽「その可能性が高いと思うな。ぬすまれてまだ一週間もたってねぇし」
雨「あぁ、俺もそう思う。『エルフのなみだ』はいまのところ持ち主は不明だからな。
わかっているのは、ヤクが関わっていること、ある博物館が関わっていることだけだ。」
その情報、聞いてねぇし……!