プリパラ小説【二次創作】Part1

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3:ほのあ◆1o:2016/06/08(水) 01:26 ID:YAQ

第1話 私、プリパラデビューしちゃった!?
ここはパラ宿。お店がたくさん並んでおり、若者たちの楽園…と言って良いだろう。
そんなパラ宿に、1つの赤い屋根の家がちっぽけに立てられていた。その家の子供は、悪咲 ほのあ。明るくて元気だが、食いしん坊で嫌しん坊な奴だ。
そのほのあは、今憧れている所が有る。それはプリパラ。キラキラなアイドルになって、皆を笑顔にしたい!と言う、ちっぽけで些細な願いだが、とても良い願いなのだ。…が、そのほのあは、今こうである。
ほのあ「プリパラ行きたい。プ〜リ〜パ〜ラ〜行き〜た〜い〜よ〜!あ〜!あ〜!わーわーわわわ、わー!プリチケ〜!私の元に君臨してくれぇー!」
変な歌を作り、ほのあは騒がしく歌う。しかも、ベッドの上でゴロゴロしながら。これでは、プリチケが届かない事だろう。その隣には、運動神経抜群の力持ち、橋本 すずかが座っていた。
すずか「うるさいなぁ…そんなにプリパラ行きたいワケ〜?」
ほのあ「うん。行きたい。だってさ、あそこに行ったらプリパラカフェでスイーツやら何やら、色々美味しーもの食べれるじゃん?」
すずか「そこぉ!?てっきりアイドルになりたいのかと…」
と、ボケ&ツッコミでふざける2人。相変わらず、ほのあは食いしん坊な奴だ。
そんな時、一階からほのあ達を呼ぶ声がした。
エレナ「ほのあ〜!すずかちゃ〜ん!そろそろお昼ご飯だから、降りてらっしゃーい!」
と、ほのあの母、悪咲 エレナの声が聞こえた。ほのあはそれに反応し、返事を返した。
ほのあ「はーい!お昼ご飯だってさ!すずかも食べて行きなよ!」
すずか「そう?何か悪いね〜。ありがとう!」
ほのあは、親友だから良いんだ良いんだ、と言い、1階まで降りて行った。
ダイニングに着くと、4つの椅子が用意されており、その1つには、ほのあの父、悪咲 クロウがちょこんと座っている。テーブルには美味しそうなオムライス。そのオムライスは、ケチャップでニコちゃんマークが書かれていた。
すずか「ふおおぉぉ!お、美味しそう…」
ほのあ「オムライス、美味しそう…あ、よだれ。ジュルリ…」
目をキラキラと輝かせるすずか。ほのあも、口からはよだれが垂れている。
クロウ「これは、全部お母さんの手作りオムライスだよ。きっと美味しいから、良ければすずかちゃんも食べて行くと良いよ!あ、ほのあも味わって食べなね。いつも味わってなさそうだから。」
ほのあ&すずか「はーい!」
ほのあが味わってない、と言うのは、きっと食い時はって3分ほどで食べてしまうから言っているのだろう。はーい!とは言っているが、ほのあには効かなそうだ。
エレナ「もう、貴方が作った訳じゃないのに〜…良い?私が作ったのよ!」
クロウ「そんなの分かってるさ。…とにかく、食べようか。」
エレナ「分かってるなら、良いけれど…」


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