KZ秋限定小説

葉っぱ天国 > 二次創作 > スレ一覧
176:モモ:2016/10/22(土) 18:59 ID:UE6

[銀杏は知っている]
3.久しぶりの出会い
私は、ココハちゃんの、アメリカに帰国する飛行機を眺めた。
(ああ、美優ちゃんと出会えたのも、ココハちゃんのおかげだし、ココハちゃんには感謝することばっかり。)
美優ちゃんは、他の町に引っ越ししてしまって、この町に残ったのは、私と栄子ちゃんのみ。

「彩ちゃん、ココハちゃんのこと大好きだもんね。アメリカにいく飛行機ばっかり、ずっと見てるよ。」

栄子ちゃんと並んで歩く秋の道。
紅葉や銀杏が散乱しているくらいいっぱいの秋の道で、カフェに向かう。

「私、ココハちゃんがいとこで良かったな。ココハちゃんのおかげで、いろいろなことができてるから。」

栄子ちゃんは、「早くまた会えるといいね、ココハちゃんが来たら、私と美優も呼んでよ。」と言って、カフェのドアを開けた。
ここのカフェは、若武と美優ちゃんがふたりでお茶してたところ。
でも、中2の秋、いい印象のカフェに移っていったんだから。

4.1年前、このカフェで
「彩ちゃん、ココハちゃん、栄子!」

美優ちゃんは、私たちより早く、集合場所に来ていた。

「ごめん、美優。ちょっと遅れた。」

栄子ちゃんが言って、私とココハちゃんも、美優ちゃんに謝る。

「全然!そんなこと気にしないで。じゃあ、行こう、カフェ。」

美優ちゃんがオススメのカフェで遊ぶことになっていて、カフェへの道を歩いていく。
肩を並べて歩く…
ココハちゃんはひとり背が高く、美優ちゃんも背が高いし、私より、栄子ちゃんの方が背が高い。

「いらっしゃいませ。」

うっ!
若武と美優ちゃんが来てたところっ!

「彩ちゃん、ココハちゃん、栄子、たっくさん食べてってよ。お金、パパが払ってくれたから。」

払ってくれたからぁぁ!?

「彩ちゃん、ココハちゃん。美優、お金持ちなんだ。美優のパパ、払ってくれるタイプだから、いいの。」


続く


モモ:2016/10/26(水) 18:44 ID:UE6 [返信]

続きかくね。

>>179

だね。

だけなのに、伝えたいこと分かる。
たった二文字なのに。
日本語ってすごいわ♪


全部 <前100 次100> キーワード
名前 メモ