アスカ「どうする?ケイ」
ケイ「…………おい」
アスカ「え?あ、あ〜!」
クイーン「ケイ君と言うんだね、よろしく」
ケイ【チッ、アスカめ】
「はい、僕は紅月圭といいます」
クイーン「よろしく、紅月圭君」
ジョーカー【わざわざ2回言う必要はないような】
クイーン「それで、君は?」
クイーンはアスカの方をむいた
アスカ「ヘ?あ、私?私は紅月飛鳥です!」
クイーン「よろしく、紅月飛鳥君」
ジョーカー【めんどくさいことに巻き込まれるあたり、僕達は、似ているな】
ジョーカーは、ケイに近づいた
ジョーカー「君は、あの女の子のせいで、めんどくさいことに巻き込まれそうだね」
RD「クイーンもそうなんですよ。トルバドゥールにくれば、ダメっぷりがわかりますよ」
ケイ「かなり、引きづり回されています」
この時、この3人(ふたりと一体?)は、仲間だと確信した
クイーン「なんてことを言うんだふたりとも!」
アスカ「ちょっとケイ!何失礼なこと言ってるのよ!」
このふたりも仲間だと確信した
投稿量が大きすぎます?とか言いやがったから2回に分けた!
長くなったけど、頑張って読んでね(はぁと)
はい、じゃあ>>25の続き書きまーす🎵
あと、空〜、おもしろいって言ってくれてありがとー😆💕✨
ケイside
クイーンとアスカは、談話室にそのまま残り、僕とジョーカーさんは資料室に向かった
ケイ「クイーンさんってどんな人なんですか?」
ジョーカーさんに聞いてみた
ジョーカー「そうだね、ワインをソファーの下に隠すし、しょっちゅう猫の蚤取りしてるし、半年に3回も仕事をしたからって言って休暇を欲しがるし、探偵を友だちと呼ぶし、もうめちゃくちゃだよ」
RD「クイーンはもう、人から離れた存在ですね。普通の人ならば骨がバラバラになるようなスピードで降下を止めてもけろっとしてますし、刃物を使わず物を切断したり、ああ、いい加減ワインボトルを切断するのをやめてほしいですね」
ジョーカー「あとは、辞書を自分で作って、絶対違う意味だと思うんだけど、おかしな意味を書いてるし」
ケイ「な、なかなか変な人なんですね…」
これ以外に感想が思い付かない
ジョーカー「第一、クイーンは謎に満ちているとしか言いようがないんだよ」
ケイ「まあ、何歳かもわからない、男なのか女なのかもわからない、不思議としか言いようがありませんね」
ジョーカー「ちなみに、怪盗レッドって何者なんだい?」
ジョーカーさんが聞いてきた
RD「怪盗レッドに関する資料がそろいました」
え?
ケイ「RDさん、早いですね」
RD「さん付けでなくて結構ですよ、それに、私は世界一の人工知能ですから」
人工知能なのか
ケイ「人工知能相手じゃ勝てないな」
RD「まず、怪盗レッドは20年以上前から主に日本で活躍している怪盗ですね」
ジョーカー「20年以上前から?君たちは中学生くらいだよね?」
たぶんRDに調べられるだろうな、この事は
ケイ「はい、もともとうちは、怪盗の家系なんです。もとは父さん達が怪盗レッドをやっていて、中学校にあがる少し前に僕達が2代目怪盗レッドとして受け継いだんです」
RD「怪盗レッドの特徴的な部分は、盗品や不正をして手に入れたものを盗むことですね」
ジョーカー「へー、でもさすがに中学生ふたりでは、難しいんじゃないか?」
怪盗レッドがなめられているのか?
ケイ「そこは大丈夫です。僕達は父さん達からずっと知らず知らずに訓練を受けていましたから」
ジョーカー「訓練?」
ケイ「はい、僕は父さんからナビゲートに必要なことを、アスカはおじさんから実行するのに必要なことを訓練させられました」
ジョーカー「どんなことができるんだい?」
ケイ「僕はハッキング、アスカはビルをロープなしで20階くらいまで登れるそうですね」
RD「人間らしくないところはクイーンに似てますね」
ケイ「確かに、アスカは動物並の勘がありますからね」
もしかすると、クイーンさんと息が合うのかもしれない
ジョーカー「ここだね、資料室」
ケイ「はい、じゃあ僕は次の仕事に使えそうなものを探してきます」
ジョーカー【これはクイーンを怪盗レッドと協力させてしまえば仕事をするんじゃないか?】
RD「ジョーカー、私はあなたが今、考えていることがわかります。アスカさんと息が合うようでしたらうまくいくかもしれませんよ」
息が合うようでしたらうまくいくかもしれませんよ?
それってまさか…
ケイ「アスカとクイーンさんを協力させるんですか?」
ジョーカー「クイーンが仕事をするチャンスかもしれないんだ」
……もしここで協力すれば、クイーンさんの素顔がどんななのかわかるかもしれない……
……他の怪盗の実力を知るチャンスでもある……
……ならば……
ケイ「じゃあ、怪盗レッドが狙うようなものに関する資料を探してください」
こうして、僕達は協力することになった