>>33の続きだぞ〜!
アスカside
私とクイーンさんは今、お互いの技について教え合っている
クイーン「こうして速く腕を動かすんだよ」
クイーンさんの腕が動いた気がしなかった
でも、一陣の風が吹いた
スパンッ!
私が持っていた折り紙がまっぷたつになった
アスカ「すごーい‼私なんか全然上達しないのに‼」
✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨
私はたぶん、今目がキラキラしているだろう
クイーン「まあ、これはかなり難しいからね。それよりも紅月アスカ君」
アスカ「はい、何ですか?」
クイーン「私たちでチームを組まないかい?」
今なんて言った?
チームヲクマナイカイ?
このクイーンさんと?
アスカ「む、むむ、むむむ、むむむむ、むむむむむむりです‼」
クイーン「ははは、たくさんむを付けたね。でも、君のすばしっこさと強さがあれば、十分チームを組めるよ」
アスカ「は、はぁ」
こうして、私達はチームを組むことになった?
正確にはクイーンさんに丸め込まれてるよね?
まあ、いっか‼
てことで、チームレッドクイーンが誕生!(*≧∀≦*)
次回が盗むものと方法についてでーす🎵
もしかしたら、実際に盗むところにいくかも?
>>34の続き書っきま〜す🎵
ケイside
ジョーカー「とりあえず、手分けして探してみようか」
ケイ「はい」
ジョーカーさんは向こうの棚に歩いていった
しかし、この量はさすがに多いな
やるしかないか
それよりも
協力することになったこと、アスカに知らせn
ドドドドドドドドッ
廊下を走るような音
嫌な予感がするような……
気のせいか?……
気のせいだよn
アスカ「ケーイ!ここにいる〜?」
アスカかっ!
アスカ「私達!クイーンさんと!チームを!組むことに!なったよ〜‼」
は?
ケイ「僕達もそんな話をしていた。それよりもアスカ、なぜいちいちエクスクラメーションマークを付けるんだ?」
アスカ「エクスクラメーションマーク?」
アスカにはわかるわけないな
ケイ「ビックリマークのことだ」
それよりも、嫌な予感は気のせいだったみたいだな
ジョーカー「ケイ君、これはどうだい?」
ジョーカーさんが分厚い資料のページを開いたままでやって来た
アスカ「何これ?なんて読むの?」
そのページには、紅玉をちりばめた王冠がのっていた
その下にアスカが読めない、王冠の名前であろうアルファベットが並んでいる
Rouge Couronne
なるほど、これの名前は……
ケイ「アスカ、これは と読むんだ。 語で という意味だ」
アスカ「そんなのわかるわけないじゃん‼」
クイーン「いったいそれは、どういう物なんだい?」
ク、クイーンさん!
いつのまに……
クイーン「いつのまにって顔をしているね、私は最初からここにいたよ」
は、はぁ
ジョーカー「これは、ある国の女王が紅玉が好きで、それをちりばめた王冠を作らせたことからできたものです。
それをフランスの王が盗ませて自分の物にしようとしたけれど、盗んだ後で、ある博物館の館長が盗み、時代とともにいろんな博物館を回ってたどり着いた先が、ドイツの博物館です。
ですが今は、そのドイツの博物館から、ある商人が無理やり買い取って、別の国に売り付けようとしているみたいですね。
昨日入った情報みたいですから、今からなら間に合うと思いますけど?」
ジョーカーさん、説明ありがとうございます
ケイ「アスカ、どうする」
アスカ「やる!だってこれの名前は、 って意味でしょ?私達にぴったりじゃない!」
なるほどな
ケイ「クイーンさんはどうします?」
クイーン「そうだね、RD、ここからドイツまでだったら、明日の夜までに間に合うかい?」
……RDを忘れてた……
RD「もちろんです」
クイーン「では、次の獲物はこれに決定だ。アスカ君、ケイ君、君たちはこれから家に戻って、ご両親に事情を説明しておいで。そのあと、表の洋館の前に集合だ」
アスカ「わかりました!」
大丈夫か?