>>546の続き
第9話「究極の選択が後悔となる 前編」
-エリカside-
「これでわかったでしょ。」
『……わかったわ、えころを殺せばいいのね。』
「えぇ。」
シェルちゃんは静かに去って行った。
絶対にえころは、殺さない、たとえ…どんなにつらいことがあっても!!
*
そして……えころとの秘密の約束の日が来た。
「おはよう♪」
えころがあんな笑顔だったのは何日ぶりになるだろう……今日は楽しみ♪
『えころ、どこに行こうか♪』
「(け、敬語が消えた……)」
あっ……。
なんか、お互い…察していた。
「そうだね〜……ジェットコースターでも乗ろうよ!!」
『え…』
?がいっぱいですこれは…。
*
きゃあああああぁぁぁぁ!!!
ムリムリムリムリムリムリムリィーーーーーーー!!!!!
「あははははははは、楽しいねぇ〜♪ってあれ?」
『』チ-ン
怖すぎて、私は…失神してしまった。
「あああぁぁぁぁぁ!!!!エリカちゃ〜ん!!!!しっ、失神しないで〜!!!」
何故かえころが驚いていた。
*
私は本気で失神していたから、『何があったの?』と普通にあっさりと返した。
「な…何もない……。お、お化け屋敷でも行こ!!」
『え』
*
まままままままたたたたたたこれこれここれでででですかかかかか…。
「」チ-ン
えっ!?なんでえころが失神してるのよ!?しかも、白目でダブルピースとかないよ!!それ!!
うぅ……仕方ない、私がなんとかしてでも!!…えころ、重い。
頑張ってえころを担いで行った。
*
「ん?何があったの?」
我慢しすぎた…あはははははは……
八八八ハハハハハハノ\ノ\ノ\ノ\ノ\ノ\
『』ドサッ
「またー!?!?!?」