>>253の続きです。
その頃、図書室では。
「ひなみさん、遅いな」
梅は言った。
「あーあ、梅と2人きりとか嫌だなー」
リッカが呟いた。
「俺も同意見だ。だから、リッカ、お前はどこかへ行け」
「梅、それ酷くないか⁉梅のほうが出て行けよ!」
「図書室で2人ともいたら、ひなみさんにお返しを渡す時にケンカになるだろうが!
…そうだな、じゃんけんで決めようじゃないか」
2人はじゃんけんをする。
負けたのは…
リッカだった。
「…何で俺なんだよ…寒いし…それより、どこ行こう…」