>>263の続き
フードの中には、封印するのに使いそうな道具がビッシリ入っていた。
え、もしかして。
「明依。私、封印するのも、役で演じてたの。梅崎は今、家にいるのよ。」
「え…嘘…」
城木さんは、涙で顔をぬらし、梅くんに電話をかけている。
花倫高校の決まりで、同じ委員会の人は連絡先交換しますもんね。
あの時点で、連絡先交換してたのも、ひっかかるところでしたね。
「あ、梅崎?…そう。じゃ!」
その城木さんは、泣いていなかった。
まるで、明日を見ているようだった。
終わり
終わってもいい?
なんか、終わるムードになって…
もう終わらした方がいい!?
となって、終わりって書いたけど。
終わらせていいよねっ?