アスカはケイに手伝ってもらいながら苦労して完成させた追悼の言葉を書いた紙に目をやった
ふいに涙が込み上げた
アスカは優月が行方不明になったと聞いたとき、とても驚いた
誰もが優月の死を確信しているようだったが、ただ家出しただけかもしれないと思っていた
優月がいなくなって、アスカと同じように影響を受けたはずの実咲達でさえも、彼女の話をしていない
だからこそアスカは、追悼会で話そうと決心したのだった
優月が死んでいないかも、なんて疑念を持ち出すつもりはない
そんなことをすれば、皆を動揺させてしまう
でも、優月の思い出をうもれさせないため、できることは、なんでもするつもりだ
夕方になって、ケイと外に出たアスカは、顔をしかめた
もう11月の今、夜は長くて寒い
アスカはコートをしっかりと体に引き寄せた
アスカ「ねえケイ、明るい道を通って帰らない?」
ケイ「べつにいいけど……」
アスカ「公園のまわりの道を通って行こうよ」
ケイ「ああ……」
1度だけ通る街灯の少ない一本道
ここは、5分もかからず通り抜けられる
少し進んだところで、かつて肉屋だった建物の前に、誰かがいるのが見えた
アスカ「あれ、実咲かな?」
ケイ「そうみたいだな」
ふたりは人影、実咲に近づいた
アスカ「実咲?」
アスカが声をかけると、実咲は驚いた様子で振り向いた
実咲「ア、アスカ!それにケイ君も!」
アスカ「何してるの?」
実咲「えっと、その、無断住居者がいないか調べて……」
実咲は口ごもっている
実咲「ここは親戚のお店なの……」
ケイ「こんなところ、誰も住まないと思うけど……」
実咲「そ、そうね!じゃあバイバイ!」
アスカ「あ……」
実咲は、ふたりの横をすり抜け、走って行ってしまった
ふたりはまた歩き出し、一本道を抜けた
ふいに、アスカのケータイがなった
アスカ「ん?メールだ。誰だろう?」
送信者のところを見るが、見覚えのない番号だ
『たすけて』
書いていたのは、それだけだった
アスカは返信を押した
『あなたは誰?どうしたの?』
そう送ったあと、早く帰りたい、という顔のケイと共に、帰った
家に帰ってすぐに、またさっきの番号からメールが送られてきた
『こごえている』
今度は返信しなかった
その後、ベッドに横になっていると、また例の番号からメールがきた
『でられない』
アスカはこの番号に電話してみた
「この番号は、現在使われていません」
しばらくコール音が聞こえたあと、そう聞こえてきた
使われていない番号からメールが来るわけがない
アスカ「どういうこと?」
翌朝、目を覚ましたアスカは、ケータイにメールが届いているのに気がついた
アスカ「また?」
少しイライラしながらメールを見たアスカはほっと息をついた
実咲からのメールだったのだ
『今日の2時から一緒に買い物に行かない?』
アスカはすぐに返信した
『もちろん!じゃあ2時にね!』
返信してすぐに、またケータイがなった
アスカ「はやっ!」
メール読んだ
『こわい』
例の番号からのメールだった
一回切りまーす
高いww( ゚∀゚)
てか、私、40度の熱を出して、熱出てることに気が付かないくらい元気だったとき
あるんだけどww:(;゙゚''ω゚''):
気づいた理由は食欲がなかったからw(;'∀')
>>898
知ってる…(´ー`*)
私は入らない(-"-)
だって、もうすぐ7に行くこのスレに喧嘩売ってるようにしか思えないから(((uдu*)
スレ建てないで、ここに入ればよかったのに(・∀・)
てか、あのスレ主の方、あまり好きじゃない(-"-)
同じようなスレの乱立、板違いのスレを何度か建てているからね…(((uдu*)
↑熱く語りすぎ
>>900
Σ( ̄ロ ̄lll)ガーン
>>902
もしかして…優月から…:(;゙゚''ω゚''):
>>903
火曜日あたりには7できるかなw( *´艸`)
>>897そ、そうなの!?Σ(・ω・ノ)ノ
>>898マジ!?でも私は入らないよ。
>>900Σ(゚д゚lll)まあ、900おめー!
>>902ま、まさか優月から…((( ;゚Д゚)))ガクガクブルブルこ、怖い…
>>904ああ!
>>905私もそう思う。たしかにここに入ればよかったのに…(`エ´)
>>906違和感…