リレー小説−−−ホワイトディ・パーティは知っている
第1話 -彩side-
3月上旬。 私は秀明のカフェテリアに向かっていた。 理由は若武から呼ばれたから。
事件ではないみたいなんだけど…。 カフェテリアに着くと、もう皆いた。
若武が「遅いぞ、さっさと座れ。」と言いたげな顔を私に向ける。 私は
「はいはい、さっさと座ればいいのよね。」
と返すと若武は驚いた顔をする。
「どーしてわかったんだ。 俺、何にも言ってないぜ。」
すると上杉君はさらに驚いた顔になった。
「どーして顔に出てるってわからないんだ。 」
皆の間に笑いが起こる。 そして、小塚君が口を開いた。
「若武、どうして招集をかけたの。 休み時間、終わっちゃうよ。」
若武は「おぉ、そうだった。」という顔になり、皆の方を向く。
「さて、今日集まってもらったのは他でもない。 ホワイトディについてだ。ヴァレンタインンプ時期
にKZメンバー用のチョコレート・ポストがあるだろ。 そのチョコレートにはそれぞれ名前が記されている。 俺らKZメンバーはくれた人にはチョコを返す権利がある。っても、ほとんど義務だ。よって、
上杉と美門、何より俺のチョコレート作りをアーヤと小塚は手伝って欲しいんだ。
ホワイトディは手作りもOKだからさ。」
へぇ、返さなくちゃいけないんだ。 KZも大変だね。私は頷く。小塚君も頷いている。
「となると若武、ホワイトディまでに作るお菓子の材料が必要だ。 皆は何人に貰ったんだ、チョコレート。 量も決める必要があるし。」
と、黒木君が言う。
「俺、確か…50個くらい。」と上杉君。
「62個だったかな。」これは翼。
「ふっ、俺が一番多いな。 74個!」 勿論これは若武だよ。
「じゃあ、全部で186個前後か。余裕を見て190個分あればいい。 」
私は疑問を思って口を開く。
「黒木君の分は、いいの?」
「あれ、アーヤ見てないの。黒木の分は受け取らないって書いてあったよ。 ポストに。」
小塚君が教えてくれた。
「あっ、そうよね。若武の家、甘い香りになりそう。持ち物は?」
「えーっと、エプロン。材料、用具は家にあるから。 次の土曜な。」
OK。エプロンだけね。
「じゃ、以上だ。 解散!」
この一言で私たちはカフェテリアから出て行った。
>>190-197 …! ありがたい、すごく!
>>199 えっと…若武だと思ったけどなぁ?
>>200おめでと♪
>>184-185-186
ありがとう(*=∀=*)アザース←
>>190-196
ありがとう!見やすいよ♪
お疲れ様です(_ _)
面白い♪
若武のレア写真ww
>>200
200おめ〜☆
>>206
オチは若武なんだね!?
>>209 >>212
え、続きが気になり過ぎる...((日本語w
>>212は珍しいタイプだね!