そしてピクニックの日
「リュウ、コウさん、やるよ。コウ
さん、セイとジュンもピクニック
行くか聞いてきてくれませんか?
リュウ、買い忘れがあるから、そこの
お肉屋で鶏肉買ってきてくれない?」
リュウとコウさんはうなずいた。
よし。美味しいお弁当作るぞー!
「珠梨ー、睦月菜乃葉って子から
手紙が届いてるわよ。」
睦月菜乃葉ちゃん!手紙書いて
くれたの?嬉しい。
「はーい。今行く。」
睦月菜乃葉ちゃんの手紙を受け取り、
部屋に行った。
『宝田珠梨ちゃんへ
お久しぶりです。
元気ですか?あたしは元気です。
リュウ君たちと、うまくやってる?
珠梨ちゃんのことだから、失敗
してそうだな。菜乃葉は、ヒカルと
一緒にいるよ。珠梨ちゃんは、
4人も選択肢があっていいなぁ。
あたしなんて、ヒカルひとりだし。
じゃあ、明日会いに行っていいよね。
って言うか、行くから。最高に
美味しいご飯作って待っててね。
睦月菜乃葉より』
「珠梨ー、買ってきたよ。鶏肉。」
「珠梨ちゃん、ふたりとも行くって。
たくさん作らないとね。」
ふたりとも同時に帰ってきた。
「ありがとう。あと、発表。明日、
睦月菜乃葉ちゃんが遊びに来るの。
たくさんご飯作らないといけなの。
手伝ってくれないかな?」
リュウとコウさんは、声を揃えて
言った。・・・言ってくれた。
「「ぜひ手伝わせてよ!」」
続く
>>5の続き書きます。
そろそろ。