アスカ「なんで、1年前に……あれ?」
メールが送られて来た時間が、おかしい
本来なら、一番最後に送られて来たメールが一番最初に送られてくるべきなのだ
アスカ「どうなってるの?」
その時、メールを受信した
<ここは永遠に閉ざされている>
アスカ「いったいどこ?」
ふと、実咲が中を覗いていたあの肉屋が頭に浮かんだ
永遠に閉ざされているような場所にぴったり合う あの肉屋は何かしら関係があるのかもしれない
追悼会が終わると、アスカはすぐに肉屋に向かった
肉屋についた頃ケータイがなった
見るとメールを受信していた
<みんな、家に帰ったと思う>
アスカは身震いした
その人物は1人きりなのだ
アスカは、このまま忘れてしまおうかと思った
アスカが家に向かって歩き出そうとしたその時、またケータイがなった
またメールを受信していた
<閉じ込められた>
この肉屋に、誰かが閉じ込められているのだ
しばらく迷った後、中に入ってみることに決めた
アスカ「正面の扉は……分厚い金属板が取り付けてある。壊せそうにないなぁ」
どうしようかとしばらく考えた
アスカ「あ!裏口!」
アスカは店の裏に回った
裏口は普通の木の扉だった
アスカは扉を体当たりして壊した
そして、恐る恐る店の中に、足を踏み入れた
店の中はうす暗く、よく見えなかった
アスカ「カビとほこりのにおいが……」
顔をしかめながら、手探りで進んでいく
そのうち目が暗さに慣れて、店の様子が見えてきた
アスカは左の奧のすみにある扉の方に歩いていった
この扉だけ、何かおかしい
アスカ「これ、肉の冷凍室?」
アスカは肉屋のことは知らないけれど、何となくそう思った
扉は金属のようなもので出来ていた
分厚さは分からない
でももし、メールの送り主が閉じ込められているのがここなら、恐らく出てこれないだろう
ふと気が付くと、アスカの手足は震えていた
震えを抑えて扉を開ける
扉の向こうは真っ暗で、外の方が、まだ明るかった
扉を大きく開け、中を照らす
そして、扉から入った光は、奧の壁にもたれ掛かった人物をはっきりと見せた
それは、学校の制服を着た少女
アスカ「優月……」
1年間行方不明になっていた優月を、とうとう見つけたのだ
顔は寒さと恐怖のためか、歪んでいる
アスカ「優月……ここから出してあげるからちょっと待っててね」
その時、誰かの話し声が聞こえた
「静かにしててよ!」
「そうしてるよ!」
声はふたり分だ
アスカはとっさに、光の届かないところに隠れた
「ここには誰もいないかもしれないよ?」
「でも、あの扉が開けられていたじゃない!」
「分かったよ水夏、分かったってば」
実咲と水夏だ
アスカはほっとした
目を閉じて息を付く
目を開けると、扉から入ってくる光のすじが、細くなっていくのが見えた
アスカは悲鳴をあげて扉にかけよる
しかし、扉にたどり着く前に扉が閉まり、真っ暗になった
アスカは扉を叩いた
アスカ「実咲!水夏!開けて!おねがい!開けてってば!」
しかし扉は開かなかった
閉じ込められたのだ
そして、『みんな、家に帰った』
アスカは扉に体当たりした
しかし、いや、予想通り、扉は壊れない
アスカ「そうだ、ケータイを使って……」
アスカはケイにメールを打った
アスカ「たすけてっと……え?」
<エラー メールは送信出来ませんでした>
この時、アスカは1年前の出来事をはっきりと理解した
優月も同じ状況だったのだ
自分に起きていることを、誰にも伝えられない
アスカは絶叫した
THE END
この話しは、「真夜中の図書館3」を編集してお届けしました
原作を知りたかったら、「真夜中の図書館」を読んでください
>>164ヽ(;゚;Д;゚;; )ギャァァァゆゆゆゆゆゆ優月を冷凍してんじゃねえよ!!!!!(いやそこ!?)水夏と実咲ー!!なに飛鳥を閉じ込めてるんだよー!!!!
>>165wwww柚菜も絶叫したww
>>166ジョスも閉じ込められたー!www
>>167たしかにwwww
>>169おお!なんかいい!
アスカびっくりしすぎww(*´∀`)
>>150
黒田すごいなww(* ̄▽ ̄)♪
>>152、>>157
おおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお(((o(*゚▽゚*)o)))
凄い\(◎o◎)/!
>>155
(''◇'')ゞ
>>156
アスカの白衣…見てみたい( *´艸`)
>>161
ユナル共犯ww( ゚∀゚)
>>164
アスカああああああああああああああああああああああああΣ(゚д゚lll)
>>166
リッキー生きてるんかいww( ゚∀゚)
>>167
的確なツッコミww(;^ω^)
>>169
凄くそれっぽい(ノ)’∀`(ヾ)