カノキド小説+@ 2〜!!

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696:パピッピー:2016/12/07(水) 23:58 ID:Udo

「続きだよ」何て言った僕は変わらない。にやけそうなほど常々、呆れてる


キド視点←一瞬のカノ視点でした。


〜夜〜  ←展開が早いのはハッピーエンドに早くいきたいからとかじゃないですよ!決して…決して!

カノ…無事かな…
生きてるよな…
心配だな……
窓からは、月が明るく照らしていた。
今日は満月。
カノもこの景色を見ているのだろうか?
いや…見る暇もないかもな…
もうそろそろ、8月だ。
カノに…会いたい
俺は、カノの事を待っていなきゃ…



マリー視点  ←ここでなぜかマリー視点!

セト……セト………会いたいよ……セト
「嫌だ」「行かないで」って言ったけど…行っちゃった
独りぼっちは淋しいよ……セト

昔は、独りぼっちなんて全然平気だったのに…
あの日、セトは『化け物』の私と、お友達になってくれた。
それから…セトは「ずっとマリーを大事にするっす!!」って言って、私に告白してくれた。

森の奥の奥にあるこの家で、セトと住んでいた。
でも、セトはたまにセトの元のお家に帰らなきゃいてないこともあって…
帰ってきたときに「おかえりなさい!!」ってセトに抱きついたら、セトがいきなり「ごめんっす…マリー……ごめん」って…泣き出してビックリした。
それで私が「どうしたの」って聞いても、セトはただただ謝って…
そしたらセトが泣きながら




「…戦争に…いくことになったっす…マリー…………」


驚いた。聞き違えたと思ったの
戦争って、人が人と酷いことをするやつでしょ?
そんなの…嫌だよ
どうしてそんなことするの?皆…みんな…

〜回想〜

?「この化け物!!消えろ!!」

男の人が太い棒を振り上げる。

母「やめて…!マリー、逃げて!!」

「お母さん!」

母「早く…!早く!!」

〈ドカッ!

ものを叩く音と同時に、目の前にいたお母さんが倒れた。
幼い私でも、すぐに分かった。
お母さんは、私の身代わりになって倒れてしまったんだ
もしかしたら、死んでしまったんじゃ…?!

「ぃゃ…いや…いや、嫌だ……嫌だよ…いややあああぁぁあーーーーーーーーーー!」

?「うるせっ…こいつも殺ってやる」

酷い…酷い…こんなの…酷いよ!
嫌だ…許さない…許さない…こんなの、こんなこと!!

「許さない」

目が熱くなる
私はそう…化け物…『メデューサ』という存在らしい。
でも、私の使える能力では、一、二分動きを止められるだけのもの
だけど、今は違う。私は今人を実際に石にしている。
男の人は、ひたすら「助けてくれ!」と、叫んでた。
助けるわけない。誰も…貴方みたいな人なんて



寝ます!!
お休みなさい!!切ります


エナ:2016/12/08(木) 07:02 ID:KMI [返信]

おはよう!寝落ちした。
なんとなーく見えてきたからいうと、やっぱりお互いがお互いを思ってるんだね・・・・゜・(つД`)・゜・
あと、エネちゃんの考え方笑うwwwwパピッピーさん最高!
>>691
細かくて申し訳ないがibですね・・・((((;゜Д゜)))ごめんなさい。
>>693
キドカノありがとうございます(^q^)オイシイ
>>694
そだよ!それくらいで嫌いにならないよ!むしろ好きになる!
>>696
マリーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!←
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━続き。
劇の練習が本格的に始まる。俺らがやる白雪姫はグリム童話本家の白雪姫。正直最後がちょっと怖い。

「鏡よ、壁の鏡よ、国じゅうで一番美しいのはだれ?」

モモがいつもとは違う凛とした声をあげる。こいつ将来女優になれるんじゃないか・・・。
━━━━面倒だし劇のシーンは結構飛ばす!←フザケルナ━━━━
(小人家に来たシーン)
舞台と見立てた教室の端からゆっくりと歩く。目の前にみえるはテーブルクロスをかけたくっつけられた机。その上に乗る7つのグラスと皿。フォークなどはまだ作られていない。

「お腹が空いてしまったし、少しずつ貰おうかしら」

自分らしくない口調だから恥ずかしい・・・。三つ目の皿からパンをちぎる降りをしたりも自分らしくない。
一つ一つのベットに座る。白雪姫が自分にあうベットを探すシーン。7つ目のベットに座るとそのまま横になる。「このベットはサイズが良いわ」という台詞を言い、目を閉じた。油断すると寝てしまいそうだ。今度こそは寝ないように・・・!!!

「キドちゃん!キドちゃん!」

「キいいいいいいいいいいいドおおおおおおおおおさあああああああああああん!!!」

「木戸さーん起きてー」

なんか煩い。眠い。目を開けると真っ先にカノ先生の顔がドアップに映っててビックリした。え!?キスされる?なんて一瞬
考えた自分が馬鹿らしい。

「また寝ちゃったね、木戸さん」

「ぁぅ・・・ごめんなさい」

正直ベットが本格的なのが悪い。あの柔らかさは眠りを誘う。とりあえず寝たい。

「キドちゃん案外簡単に寝ちゃうよね。」

「ベットが本格的なのが悪い。寝たい」

小人のベットで白雪姫が寝るシーンの練習をすると毎回寝てしまう。眠るまでが早い自分はコロッと寝てしまう。

「よし、アレンジしよう!」

「え?」

レイサ曰く「キドちゃん寝ちゃうからアレンジする」と。

「最初に鏡が一番美しいのは白雪姫という。
それに怒った女王が白雪姫に毒林檎を渡す。
素直に食べた白雪姫は森に遊びに行くと小人の家を見つける。
真っ先に寝た白雪姫はそのまま死んでしまう。
死人に気づいた小人は白雪姫の葬式を行い、そこから原作通り!ハッピーエンドのメリーバッドエンド!」

「成る程!それなら良いかも!キドさんも安心して寝れますね!」

「否、寝たくて寝てるわけじゃないけど、まあ、多少のアレンジは良いと思う。」

と、いうことでアレンジversionの練習が始まった。


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