刑事side
花之木紗梨の交友関係の話
堤 那々
「え……!?紗梨が!?……………アリバイ?
まぁ〜、7時には、バイトしてましたよ〜、店長に聞いてみてください。」
風見 ゆのは
「紗梨が!?ウソ…!……その時間は、那々とここでビュッフェをまわってたよ。ウソじゃないよ!」
高岸 陽介
「紗梨が!?ウソだろ!?……紗梨が刺された時間には、図書館にいたよ。マジだって!……証人?そんなのいないよ。」
>>74続き
ひなみside
どこかおかしい。
直感的に私は思いました。
「ねぇ、ひなみん〜、犯人は、物とか捨ててるかもしれないから、ゴミ箱とか見て見ようよ。」
リッカ君の提案に、私は、うなずきました。
パーティー会場の一角に、ゴミ箱がありました。
中には、梅君が着ているフードと似ている黒のコートが入っていました。
そのコートには、返り血が付いています。
犯人のコートですね。
コートの襟には、[Riruriru☆]と、ブランド名が付いています。
犯人がおぼろげながら、見えてきました。
「梅君と、架南さんと合流しましょう!」
私達は、梅君と架南さんのもとへ向かいました。