>>122の続き
私たちが最強チームで仕事を終えて、ギルドに帰ってくると、ギルドはめちゃくちゃになっていた。『幽鬼の支配者』の鉄竜のガジルの仕業によって
更には、ルーシィまで拉致されてしまった。
「戦争じゃああああ!!!」
幽鬼とルーシィ奪還の為に激突したが、マスターの負傷により、撤退。
ルーシィは奪還できたが、大きな戦力を失った。そして、ルーシィの話をみんな聞いて各々感じることはあるだろう。
マスター不在で戦うのは無謀だ。ラクサスも仕事でなかなか帰れそうにない。
マスターがジョゼのところへ行ったときに、私が付いて行っていれば…
情けない!!!私のせいだ!!!!!
「っファントムが攻めて来たぞー!!」
外に出てみると、ファントムがギルドごと攻めて来た。更には魔導集束砲を撃ち込もうとしている。
「ギルドはやらせん!!!!」
換装・金剛の鎧
命に代えてもルーシィを、ギルドを、仲間を守ってみせる!!!!
「エルザ!!」
「ナツ!ここはエルザを信じるんだ!」
「うあ…」
お前たちが信じてくれるから、私は本気を出すことができる。
「エルザーーーー!!!!!!」
なんとか魔導集束砲を塞ぐことができた。しかし、私の体はボロボロだ。
「マカロフ…そしてエルザも戦闘不能…これで貴様らに凱歌はあがらねぇ」
私がやられた、だと?凱歌はあがらない?
なにを言っているんだ、あいつは
「さあ、ルーシィ・ハートフィリアを渡せ。今すぐだ」
「誰が渡すかー!」
「仲間を敵に差し出すギルドがどこにある!」
「ルーシィは仲間だー!!」
「そーだ!そーだ!!」
「あたし…」
ほら見ろ。私以外にも妖精の尻尾はたくさんいるんだ。
そして、私もまだ戦える!!!
「仲間を売るくらいなら死んだ方がマシだっ!!!!」
すると、私の胸から白い光が出て来た。
「貴様の巫女と仲間を想うきもち、私がしかと受け取ったぞ」
その光は、鎧を纏い、亀の甲羅を背負い、少し長い白い髪を結った男となった。
「貴様は少し休んでいろ。私が貴様の仲間を守ってみせる。」
「…いや、私も戦える。お前の名は?私は…」
「エルザ。ずっと貴様の中にいたんだ。全て知っている。私は玄武だ。」
こいつが何者かは分からない。なぜ私の胸から出て来たかも。
しかし、ルーシィと仲間を守れるなら、共闘しようじゃないか。