>>23の続き
〜一時間後〜
ドタドタドタドタドタドタ
「ちょっと、キャリー!」
急に楽屋のドアが開いた。
なんだ、マネージャーかぁ。
「メネメネが出られなくなったの。ここのビルを出るとき、マユリンファンに階段でおされてっ!」
それって、完全に狙われてる!
マユリンって、アミー…メネメネの姉妹って感じでテレビに出てた子だ!
もしかして、マユリンファン、歩美に嫉妬?
「急遽誰かに主演を。なんて言えないわ。キャリー、ほぼ主演に近いでしょう?主演お願いしてもいいかしら?」
えっ!?
つ、つまり、歩美の変わりを頼まれたと解釈していいの!?
ウッソー!
…でも、引き受けられない…
「ごめんなさい。あたしにはメネメネの変わり、できません」
「何で!?キャリー、ずっと主演やりたいって!」
「務まらないんです。あたしじゃ」
そうだよ。
あたしじゃダメなんだよ。
監督、歩美を選んだんだから。
あたしが無理にやっちゃあ。
「キャリー。確かに、監督はキャリーには任せられないと言ったわ。でも、メネメネが推薦したの。キャリー、人一倍努力してるからって」
歩美…
「キャリー。やってくれるわね?」
「あたしで良ければ…あたしにやらせてください!」
歩美のためにも。
今は歩美に会えないけど…
うんん。歩美じゃない。
アミー…メネメネに会えないから!
メネメネが見たとき、グッっとくる作品にするんだから!
続く
1とか2とか無視してね。
改めて言うけど。
>>68の続き
(最近、わたし題名書いてない…)
小説に入るよ〜♪
ドラマ…主演、キャリー。
んんんんっ!
最高な気分だよ!
「キャリー。撮影に入るわよ」
「はい!」
と、ここからが厳しかった。
「キャリー。1cm右よ!そこはジュリリンのたち位置!」
ジュリリン!?
「ちょっと、キャリー!セリフが抜けてる!わたしを置いて行かないで!でしょう?」
「キャリー!何回言ったら分かるの!あなたは電車に乗るの。乗り遅れたらジュリリンに置いて行かれる!やり直し!」
歩美、これ何回もやってたんだ…
数ヵ月後
「とーこさん、楽しみですね」
「うん。あ、始まった!」
歩美も復活して、みとこの家で、『宇宙行く線物語』を見る。
歩美も、褒めてくれたし。
あたし、成功できたかも?
終わり