怪盗レッドのオリジナル小説書いてみます!(8)

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10:蒼月 空太◆eko:2016/12/29(木) 16:13 ID:WeE

そろそろ(7)で書くのも終わりそうなので、いっそのこと(8)に書くッ
@の蒼太VS生物兵器 
蒼太視点

俺は今、クラフターの研究所跡地に来ている。以外にも警察は捜査してないようで、薬品やら本やらなんやらある。でも、どれもよくわからないようなものばかりで、俺の頭じゃサッパリだ。
クラフターはよくこんなもの作ったり集めたりしたな・・・・・・・・・という関心と無駄なことすんなって突っ込みで少し感情が分かれる。

「グルルルル・・・・・・」

俺が薬品やらなんやら物色したり、通路で怪しい所がないか探していると。
すると、野犬・・・・・・というよりも、少しDNAをいじられて小さい生物兵器になった犬がいた。

「やれやれ。」

犬は一気に溜めてから俺に突っ込んできた。動物を大事にしろって命令が江戸時代で出てたの忘れたのかよクラフターは。

「ふっ!」

俺は膝蹴りを野犬兵器に叩き込んで、気絶させた。俺がいくら殺し屋でも流石に心は痛むけれど。

ドガアアアアアアアンッ!

俺がなにやら怪しそうな部屋のドアを開けようとした瞬間、凄い地震と、瓦礫が落ちたり何かが崩れる音がした。

ガチャッ・・・・・・・

更に俺の隣の部屋の扉が開いた。そこから、今にも死にそうです的な人が出てきた。

「あ・・・・・・・お客さんですか」

いやなんでそうなった

「私はここの研究員でね・・・・・・・・ずっとここで働いてて、カップ麺生活三ヶ月目ですよ・・・・・」

・・・・・・・・・・いや家に帰れよ。なんでずっとこんなとこで働いてんだよ。というかよくウィザーやミュータントエンダーマンに殺されなかったな。凄すぎるだろ

「それで・・・・・この間作った生物兵器が・・・・・脱走したみたいですねぇ・・・・・・・・私は・・・・・死んでもいいので・・・・それじゃあ・・・・・・・」

「いやいや待て待て、お前には洗いざらい吐いてもらわなきゃいけな」

ドゴォォォォッ!

俺がその研究員を呼び止めようとしたら、瓦礫が飛んできて、その研究員は胴体から手足が千切れて・・・・死んでいる。俺は思わず吐きそうになった。全て血で真っ赤に染まっていて、内臓が丸出しだからだ。
いつも俺は腹を一撃で斬るだけだからそんなにグロテスクにはならないからそんな耐性はない。

「ふー・・・・・・・やっと出てこれた。」

”そいつ”の容姿は、銀色の翼、そして腕に英語で刻まれた文字、白銀の髪、黒い目、囚人が着るような全身黒い服。異様な外国人って感じだけれど、感じるものが違う。ウィザーやミュータントエンダーマンから感じるような恐ろしい殺気だった。

「さて・・・・・・・お前も殺らないとな。」

その生物兵器は、右手の爪を一気に俺の顔面に当てようと踏み込んできた。俺は何とか避けたけど、重さ三キロの面にヒビが入った。一撃でだ。
そしてその生物兵器の腕には赤い文字で刻まれているのがやっと読めた。【コルウス】。英語じゃなくてラテン語だ。

「生物兵器がまだあったのかよ・・・・・・でも、全部即刻駆除だ。」

俺は強がって言うけれど、あんなスピードで来られたらこっちの全速力じゃ多分振り切れないし、倒すのも難しいだろう。でも、殺る以外の選択肢が俺にはないからな。しゃーない。

「はあっ!」

俺は右拳で殴るように見せ掛けて―左下段蹴りを叩き込もうとしたけど、コルウスは跳んで避けて、今度は一気に下に潜ってきて、ボディーブローが俺の腹に決まる。
しかも一回で内臓が飛び出るくらいの威力だ。俺は口から血を吐いて、そのまま窓から落っこちた。
コルウスはそのまま窓から追撃のために突っ込んできた。俺は壁に刀を刺してとどまるけど、コルウスは、本当に跳んでて、窓のガラスの破片を飛ばしてきた。しかも何枚も。

「くうっ!」

俺は左腕でガラスを防いだけど、左腕には深く刺さっていて、血がドバドバと出てきて、左腕が若干青くなる。

「終わりだ、消えろ」

コルウスは、今度は人の顔くらいのサイズのガラスを細かく砕いて、破片にしてきて、また飛ばしてきた。
しかも今度の量は、雨あられのように凄い。それが一直線に俺に飛んでくるけど、俺は刀を踏み台にして、刀で跳ねて、コルウスの腕を掴んで、動かすのも苦な左腕で小太刀を抜いて、コルウスの胴体に刺した。


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