見たら文字切れてるとこあるじゃないですかヤダー
「コノ→コノハ」「今→今日」。どうしてああなった。
>>356.嫌ああああカノオオオオオオオ!←←←煩い
何このシリアス!泣きそうじゃっ!
そしてカノキドは永遠………!!!
あら、気付けばカノ誕じゃないですかヤダー
誕生日までに続き投稿しようと思ってたのにー。
まあ誕生日なので書きますよ。久しくシリアスじゃないです。
二人の関係は想像にお任せいたしましょう←←
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5月10日はカノの誕生日。教室内はパーティーでもしているかの様にいつも以上騒がしい。
そんな中自分は小説を読んで暇つぶししていた。
「キドさんは鹿野くんにプレゼントあげないの?」
「鹿野くん、まだプレゼント貰ってないんだーって泣いてたよ?」
ちょくちょくそう声をかける子が来るが「家で渡す」と無愛想に返す。朝は余裕が無いし、学校をそういう「渡すための場所」にしてはいけないと先生も言っていた。成績に支障が出るから自分はそれなりに校則は守っている。だからスカートも嫌々履く。
「おーい木戸さーん!彼氏がプレゼント欲しいって嘘泣きしてるぞーw」
男子生徒の大きな声が教室内に響く。反射的に声の方へ振り向いた。
「え?木戸さん付き合ってたの?」
「違う違う!付き合っては無いっ!」
訪ねてきた女子生徒に大きな声で返す。彼女は少し怯えたように「そうか…」と呟いた。
「何勘違いしているか知らないが付き合っては無いぞ?」
少し威圧をかけて男子生徒に言う。だが彼はカノを指差し言った。
「へ?けどカノ、恋人なのにプレゼントまだくれないんだよぉー……って言ってたぞ?嘘泣きしながら」
息を呑んでカノを見つめる。カノはニヤニヤしてこっちを見ていた。
「何余計な嘘を吐いているんだお前はっ!」
思いきりカノに怒鳴り付けた。普段は目立たないように大声出さないようにしていたのに…。
「えー?面白いから?」
「だからって俺を巻き込むなっ!」
「だってさー……」
カノは耳元に唇を近付けて囁いた。
「キドした事大好きだからプレゼント、期待してたんだもん」
耳元からじわじわを熱を感じる。徐々に顔が紅くなる。
何時もより甘い、少し大人びた声。時々カノはこういう声を使う。言い返せなくなるから苦手だ。
「………っな、に…言って…………!」
「何って本心」
カノは平然とした顔で恥ずかしい言葉を口にする。回りの生徒はキャーキャー叫んだり冷やかしたり。自分は真っ赤になった顔を隠すように俯いた。
「でさ、キド。プレゼントは?」
カノが除き混んで訪ねる。顔を上げ、叫んで逃げた。
「帰ったらプレゼント渡して思いきり祝ってやるから!」
そのまま教室を飛び出した。
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廊下を駆け足で走っていく。壁に取り付けられたドアを思いきり開くと風が校内に吹き込んでくる。
校内最上階の渡り廊下。あまり人が来ないので結構気に入っている。
本当は読みかけの本を読みたいが教室に置いてきてしまったので仕方なくポケットからスマートフォンとイヤホンを取りだし音楽でも聴こうをしたとき。
「みーっけた」
彼奴の声、カノの声が聞こえた。彼はいたずらっ子の様な笑みでこちらを見ていた。
「なんだよ」
無愛想な返事をする。今は会いたく無かったのに。
ヘラヘラ笑って隣に腰を掛けてくる。
「プレゼントは無いのー?」
「家にある」
「えー?今欲しいなー」
「我慢しろ」
「えー……じゃあ家帰ったらご奉仕してよ」
「はいはい」
カノが掛けてくる言葉に適当な返事をする。
少しは真面目に聞いとくんだった……と家に帰ってから後悔した。
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最後が結構雑だ、カノごめん。
一応祝ったつもりなんだ……多分←おい
なんか投稿の久し振り感が半端無いのは気のせいかな。気のせいか!←