___丁度、帰ろうと靴箱に向かう時。
外を見ると大空から降り注ぐ大雨。
「え〜?雨!?穂乃果全然知らなかった…」
「うふふ、今日は夕方から雨が降る予報よ?…穂乃果、私の傘に入っていいわよ」
「…ほんと?えへへ…絵里ちゃんは優しいね」
「えっ…//そ、そんな事ないわよ?」
「ううん、絵里ちゃんは優しいよ!完璧だよ!」
「完璧だなんて…ありがとう、でもね」
「私、不器用なの。本当に。μ'sに入る前なんて呆れちゃう位」
「でもね…でもね、そんな不器用な私を穂乃果が、導いてくれたの」
「穂乃果が…μ'sに、ね」
「絵、里ちゃ…」
「だから、私はμ'sに出会えて良かったし」
「そして、何よりも」
「穂乃果に、出会えて本当に…良かったわ」
「絵里ちゃん…!!」
「うん、うん!穂乃果も!絵里ちゃんに出会えて良かったよ…!」
「これからも、宜しくね?」
「うん!勿論だよ!!」
_________それは、ある雨の日の事。