木龍side
木龍「荒れてんなぁ〜どこだここ?って雨だ。。。」
「ガシャアン!」
ん、なんか何人かの人間ぽいのが目の前を飛んでったよね?人間って元々飛べる種族じゃなかったことね?
??「アレ?もう終り?」
あ、ぶっ飛ばされたのか。そりゃぶっ飛ばされた人間共が悪い!ってあの小さい三つ編みがやったのか?
??「ありゃ?まだいたみたいだネって女の子?お前強い?」(ニコ)
あのちっこい三つ編みアホ毛が血を付けた顔をコッチに向かせて言う。いきなりなんなんだ。。。笑ってる?
木龍「強いよ、当たり前だろ。私は木龍、お前は?」
??「えーとじゃあ、もくりゅう?俺に勝てたら名前教えてあげる」ガッ!(殴りかかる)
木龍「どこ見てんだ?まあ、その勝負受けようじゃねえか。」ドグォン!(翼を広げ真上に飛び蹴って壁に打つける)
「私コイツと一緒にいたい!」なんでそう思ったんだろう。初めて見た時の目。。。アレのせいだろう。あいつの目は悲しくて寂しそうで泣くのを我慢していて、なぜか優しく見えた。なぜだろう。殴りかって来る相手の目を見て「私はコイツを気に入った、好きだ!」って思ったのは。でも、理由なんてどうでもいい。思ったのは真実、だったしょうがねえ。