>>61のつづき
「ゲッコウガってここの地方ではレア物ロト!!」
そう言い、ゲッコウガはパシャリパシャリ写真を撮る。ゲッコウガはあまり、慣れていないみたいだった。
「コ、コウガ…;;」
「まぁ、ゲッコウガは忍びですから。」
「思いっきり出ているけどな」
サトシのメタ発言にゲッコウガは水しゅりけんを出した。
「わ、悪かったって!!」
「ビーカ…;;」
それを見ていたピカチュウは呆れていた。
*
翌日になり、ロトムも加わって学校に行くことになった。
「アローラ!」
一同、「アローラー!!」と返す。
「あれ?もしかして…」
『ボク、ロトム。よロトしく!』
みんなはロトムに自己紹介をした。そのあと、マーマネが「キミの体を調べさせてよ」とドライバーを持ちながら分解したいような顔おして言った。
『お、お断りロトォォ!!』
ロトムがビビって逃げて行った。マーマネは走るのが面倒で諦めていた。そしてなんかショックを受けていた。それを見た一同は苦笑い…。
*
「おーい、モクロー…」
「ホゥ♪」
リュックの中にいて全くバトルをする気がなかった。そしてまた寝る。(引きニートは言わないであげて)一方、いつの間にかロトムも帰ってきていた。
『サトシ、マーマネが怖いロト。』
「大丈夫だって。もうしないって言ってたぜ…」
-数時間前-
『ロトムって意外と足が早かったんだね…』
呆れたことに『いやー…そうでもないけどな…』と呟くサトシ。マーマネに聞こえないように言っていた。
『まぁ、分かり合える人が増えていいっか。』
『マリュマリュ!』
(あはは…俺、なんなのかさっぱり分からないんだけど……;;)
(ビーカ……;;)
(コウガ……;;)
*
『な、ならいいロト。』
なんとか納得をしてくれたロトム。サトシはバトルをどうしようかと悩む。
「仕方ない。ピカチュウが相手に……」
そう思っていた瞬間…
「ピカ?」
ピカチュウのほっぺから電気が流れ出す。同時にゲッコウガも何かを感じていた。そして、ゲッコウガは影に向かって水しゅりけんを繰り出す。
「な、なんだ!?」