>>75
うん。
ヒヨリside
目を覚ますと…
隣にはぐっすりと眠っているアヤノさんがいた。
「そっか…」
今更、陽炎学園の寮にいる事を思い出す。
「んーっ…」
眠気覚ましに背伸びをしてみる。
しかし眠気が取れない。
「…ちょっと歩くか…」
まだ暗い部屋の電気を付ける。
アヤノさんはまだ起きない。
どれだけ眠りが深いんだろうこの人…
少々飽きれながら、部屋を出る。
顔を洗ったら目は覚めるかな。
洗面所に向かう。
洗面所には先客がいた。
「あ、ヒヨリちゃん!おはよう〜」
「モモさんおはようございます!朝早いですね〜凄いです」
「いやぁ、朝の日課のジョギングしてたから」
ジョギングかぁ。
「明日の朝から私も一緒に行っていいですか?」
モモさんは驚いた顔をして、
「え、来る!?良いよ、でもきついから覚悟してね?」
そういうのは全然大丈夫だ。
「きつくても大丈夫です!」
私とモモさん以外の足音が聞こえた。
「「あ、アヤノさん!」」
中途半端だけど優衣ちゃんお願いしますw