歌い手さんで二次創作!

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10:ねむ:2017/09/30(土) 01:06 ID:bbo

「坂田、なんで…あやまんの?」

うらさんはハンカチで俺の涙を拭ってくれた。

「…だっ、て、俺…うら、さんに…」
「坂田?一旦落ち着こ。」

そうしてうらさんは俺の手をぎゅっと握る。

俺は深呼吸を何回かして落ち着かせた。

「うらさんに迷惑しかかけてないやん!俺がっ…体調管理しとけばっ!!」

情けない。ただそれだけや。


泣くと辛さが増す体。
目の前がぐにゃりと歪む。

「…っ!」
「…!坂田、大丈夫かっ!?」

見かねたうらさんが横にしてくれる。

「ごめん、なさい…ありがと…」

頭をポンポンしながらうらさんが言う。

「坂田、謝らんで。別に迷惑なんかじゃないよ?坂田さ、バカみたいなことしてるけど毎日頑張ってるでしょ?きっと疲れてたんだよ。今日は俺に甘えて体休めな?」

うらさん…。

俺…疲れてたんかな?

…今日はええよな、甘えても。

「ありがとう、うらさん。」
「ん、薬飲んで寝な。」

渡された薬を飲んで大人しく寝た。

あんなに大変だったのに案外すぐに眠れた。

*****

翌朝。

目を覚ましたとき、俺の体はすっかり元気になっていた。

すげ、一日で…!

「あ!」

うらさん、どこだろ?

キョロキョロすると机の上に置き手紙が。

うらさんからだ。

『今日は一旦帰ります。お大事に。明日、熱下がってなかったら電話して。あとお粥、冷蔵庫にあるから良ければ温めて。下がってても安静に! うらた』

ホントにいろいろしてもらったな…

俺は冷蔵庫からお粥を取りだし、温めた。

「…おいしい!」

一日たってもおいしくて、うらさんの暖かさも感じた。

「…ありがとう。」

prrrr...

ん?電話?

「はい、さかt...『俺。うらた。』

うらさん!?

「熱、さがったよー!ありがとー!」
『そりゃ、よかったよ…つーかさ…』
「んー?」

てゆーか今日うらさんテンション低いな…
声もなんか違うし…


……ん!?

え、もしや…

『お前の風邪もらったんだけど。どーしてくれんだよ…』

やっぱりか…!

でもいいじゃん?

だってさ…

「今度は俺が看病すんね!」


俺は水や薬を持ってうらさんの家へと急いだ。

∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵

なんか…微妙?

オチが下手なねむでした!

一応、完結!


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