涼君とデートした日から1週間が経った。
(春斗とのすれ違いもなおったし、今度どっかいこって誘おうかな〜〜↑)
そう考えながら春斗が待つリビングへ向かう。
するとそこには桜にぼこられそうになってた春斗がいた。
桜「お前なぁ、誰がお姉ちゃんだ。桜様と呼べーー!!」
春斗のことを下僕と思っている桜は今にも飛びかかりそうだ。
慌てて美奈は、まだ制服が着崩れているにも関わらず部屋に入ってしまった。
美奈「お姉ちゃん何してるの!」
少しイラつくが冷静を保って言う。
すると
春斗「お、おい美奈……それよりちゃんと制服きたほうが……」
そう言われて顔が真っ赤になる。急いで後ろを向いて直してから
美奈「は、はい!大丈夫だから学校いこ!」
そう言いながら春斗の手をとって家を出た。
春斗「み、美奈???おーい。聞こえてる??」
早く行くことに夢中になっていた美奈は春斗の話なんて頭にはいっていなかった。
美奈「あ、ごめんごめん。どうした??」
春斗「今週末、俺んち泊まりにこない?」
(やったー!久しぶりに春斗の家に行ける!)
美奈「うん行く!久しぶりの春斗んち楽しみだな〜」
そう言って美奈はまぶしくいらいの笑みを浮かべる。
春斗(よしゃ。つーかその顔マジで可愛すぎるっつーの…)
「そんじゃ今週末に迎えに行くよ」
そんな約束をして二人は学校まで手を繋いで行くのであった。
これも直してみたい…