放課後 お泊まり会の時間【前編】
俺の名前は赤羽カルマ11歳
最近、親友の堀部糸成がこの街から
いなくなった
俺はこの街からいなくなると聞いた時
一瞬やったーと思ってしまった
何故かって?
それは糸成が恋のライバルだから
ちなみに俺が恋してる女の名前は音無誌渚
可愛くて自分よりも他人を
優先しちゃうような優しい女の子だ
そして糸成も渚が好きだった
そんな恋のライバルが1人でもいなくなるって
考えたら喜んでしまった
でもやっぱり糸成は恋のライバル
でもあり俺の親友だ
少しでも喜んでしまった事を反省している
そんな恋のライバル、糸成と俺の恋してる女、渚
そんな2人との1番の思い出は
やっぱりお泊まり会だ
〜過去〜
「業〜」
俺が部屋でゲームをしていると
リビングから母さんが俺を呼んだので
リビングへ向かった
「何?母さん」
俺は母さんへ聞いた
「明後日、母さんと父さん仕事で一晩
帰ってこれないのよ、だから業は一晩母さんと父さん
が居ない中お留守番しなきゃいけないの
でも一晩1人ってはじめてでしょ
だから友達とお泊まり会でもしたら?
明日土曜日だし!
必要な物は母さんが用意しておくからさ」
んー明日かー
急だなー
まぁ明日学校で友達に聞いてみるかー
ー次の日ー
今は学校が終わって放課後!
今日は学校が終わったら糸成と渚と
遊ぶ予定なので今は××公園に向かっている
結局、学年の友達全員に聞いてみたけど
明日は急すぎたみたいで皆の答えはNO
一応糸成と渚にも聞いてみるかー
そんな事を考えていたら××公園に着いた
公園には2人がもういた
「業、遅かったねー」
最初に俺に話しかけてきたのは渚だった
「ごめん、ごめん」
俺は軽く渚に謝った
そんな事より早く明日の事、聞こう
「ねぇ、明日2人とも暇?」
「僕は暇だけど」
「俺も暇だ」
あっ二人とも暇なんだー
でも流石にお泊まり会は無理かな
「何でそんな事聞くの?」
渚が俺に聞いてきた
「実は明日、母さんと父さんが仕事で
一晩居ないんだよね、だから俺明日は一晩
1人で留守番しなきゃいけないんだけど
どうせならお泊まり会でもしたらって
母さんに言われたんだよねだから学校の友達
にお泊まり会できるか聞いてみたんだけど
やっぱり明日は急すぎたみたいで誰もOK
してくれなかったんだよねー
だからこうして糸成と渚に誘ってるんだけど…
必要な物は母さんが用意してるみたいだし
でも2人も流石に明日じゃ急ずぎるよねー」
「僕は別に大丈夫だよ!」
「俺もいいぞ」
えっいいの?
2人とのそんなに暇なの?
まぁ俺としては助かるけど
その後持ち物や集合時間などを決めて
30分程度遊んで家に帰った
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
俺は家に帰って母さんに明日
お泊まり会する事を言った
「えっ渚ちゃんもくるの?」
俺が誰が来るか言ったら急に母さんがそう言った
「うん、そうだけど」
何でそんなこと聞くの?
「業、女の子とお泊まり会するなんて大胆ね…」
・・・あーーーーーーーーー
全然考えてなかったけど俺、女子をお泊まり会に
誘ったんだ!しかも好きな女子に!
ヤバいなんかすげー緊張してきた
とりあえず部屋の掃除をしよう!
俺はそう思うとすぐさま部屋へ行き掃除を始めた
すごい緊張するけどやっぱり楽しみだ!
つづく
続ききたー
業視点で書いたんだね!
糸成居なくなるのに少し喜んでたんだ…