【気分があれなので今回から説明もつけます】
[数分後]
コエムシ「ここは……ん?金色の…花…?」
どうやら落ちたショックで気を失っていたみたいだが、これも不幸中の幸いか、この花が衝撃をやわらげていたようであまり飛べなくなったこと、ワープができなくなったこと以外は故障はしていなかったらしい。
コエムシ「とにかく…道があるみてぇだから行ってみるか…」
そう言うと俺様はその道の奥へと進んでいった。
道の突き当たりには、大きな扉があった。
コエムシ「扉?こんなところに人工の扉があるなんてなぁ…」
そう言いつつも俺様は扉を開けた。
その先には一輪の花があった。
コエムシ「また金色の花があったな…」
???「ハウディ!」
何とその花は自分から喋りだしたんだ。
そして自分の名前も言い出した。
コエムシ「うおっ!?」
???「僕はフラウィ!お花のフラウィさ!」
あまりの出来事に流石の俺様もビビったぜ。
コエムシ「花が喋っただと!?」
フラウィ「君はまだこの地底世界に慣れてないよね!」
コエムシ「地底世界?」
フラウィ「大変!誰かにこの世界のルールを教えてもらわなくちゃ!」
コエムシ「ルール?」
俺様はもうここで混乱してきて、訳もわからなくなってた。
フラウィ「特別に、お花のフラウィちゃんが教えてあげるよ!」
コエムシ「お、おう…」
フラウィ「この世界は言わばRPGと同じさ!仲良しパワーを貯めて、LOVEを上げればいいだけ!」
コエムシ「LOVEゥ?」
この花、LOVEとか仲良しパワーとか言い出すから、俺様はすげぇ混乱したさ。
フラウィ「LOVEは何だって?勿論、愛のことさ!特別に僕が仲良しパワーを分けてあげるからね!全部拾ってよ!」
訳もわからず、気がつけばそれを全部拾っていて、なんと体に損傷ができてた。
コエムシ「痛てっ!!テメェ一体何をした!」
フラウィ「wwwwwwwバカだね!それは仲良しパワーの欠片なんかじゃない、ただの攻撃弾なんだよ!」
そういわれたとたん、俺様はだんだんイラついてきた。
コエムシ「ふざけるんじゃねえよ…!」
だがその時、ひとつの炎がフラウィを直撃した。