ドラゴンボール二次小説

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6:◆Fxk:2019/03/03(日) 09:38 ID:sT2


「ねぇべジータ」

私はソファに座っているべジータに声をかけた。
彼はこっちを見ずに「何だ?」とだけ言う。

私たちには子供がいない。
そのことについて、少し相談があったの。

「べジータって、子供、ほしい?」
「ぅぐっ.......!」

あら、コーヒー噴出しちゃった....。
私何か変なこと言ったかな?

「な、なぜそんなことを聞く?」
「えー?だって気になったんだもん。」

『結婚してるんだしそういう話もするでしょ?』
そう言うと黙っちゃった。


「お前はどうなんだ?」
「えー?お前って誰のこと?」

なるべく名前で呼んでほしくて分からないフリをする。

「はぁ...、ブルマはどうなんだ?」
「うーん...。」
少し考えるフリをするけど答えは出てるの。

「私は...、今は、いらない。」
「今、は?」
「うん」
「なぜだ?」

「だって、子供ができたら...、しかもそれが女の子だったら....。
べジータがその子ばっかり構うようになって私のことなんて
忘れちゃうんじゃないかって、とにかく不安なのよ。」

うわぁ...、全部言っちゃった...。
どんな反応するのかな...。


「嫉妬か...。」

べジータはニヤリと笑いそう呟いた。

「え!?べ、別に、嫉妬なんかじゃ!!」
なんだか悔しくなって言い返すけど彼の表情は変わらない。

「なんで笑ってんのよ!そんなにおかしい!?」
「いや.....、」

べジータは私の目をしっかり見てこう言った。

「可愛い、と思ってな。」

多分、いや、絶対、今の私の顔は赤い。
べジータがそんなこと素直に言うなんて...、やだ、嬉しい...(泣)

「今は二人の時間を過ごせれば満足なんだろ?面倒臭い女だな。」

恥ずかしさからか、言い方は少し乱暴だったけどすごく嬉しかった。

「うん!」

ぎゅ。

力一杯抱き着いた。

今日は特に思ったの。

私はべジータが大好きで、べジータも私を愛してくれてるって。


その後は...、言うとべジータに怒られちゃうから
ご想像におまかせするわ☆


(完)


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