夢小説12歳。

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4:ちくわのわーさん☆:2019/03/31(日) 21:06 ID:9WI


太陽くんの好きな子は…

あの子だったのか。


『あの子』は、約1ヶ月前、このクラスに転校してきた。

『はじめまして。友利美桜(ともりみお)です。』

そう言って自己紹介をはじめた女の子は、ものすごく可愛い子で。

にこにこしてて、華奢で、色が白くて。

まつげが長くて、ぱっちり二重の大きな瞳。頬は桃色。

髪の毛は、少し茶色がかった艶のある髪の毛で、肩より少し長い。

とても可愛い女の子だ。

みんな、声には出さないけど、すごく興奮しているっぽい。

『じゃあ、友利さんも来たことなので、席替えをしましょう』

と先生が提案した。

えー…

せっかく想楽ちゃんと隣になれたのに。

横を見ると、想楽ちゃんも残念そうな顔をしていて、ちょっとホッとした。

**

結局、席替えをして、私と想楽ちゃんは離れ離れになってしまった。

でも、想楽ちゃんは美桜ちゃんの隣になって、『やったー』と嬉しそうにしていた。

それが少しショックだったけど…

美桜ちゃんは、華奢で子柄で、性格も天然で素直なので、自然とクラスの妹キャラとなり、人気者になっていって…

次第に、他のクラスの子達からも声をかけられるほど、この学年に溶け込んだ。

やっぱり、見た目が良い子はいいなあ、と感じる。

私もよく、『可愛い』と言われることはある。

男子からも『妖精さん』とか言われてるみたいだし…

自分でも、女の子らしくなれるように頑張っているから、嬉しい。

でも、好きな人に振り向いてもらえないなら、意味がない。


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