夢小説12歳。

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6:桃瀬&◆hw:2019/04/02(火) 12:38 ID:V/s

…どうしよう。


想楽ちゃんは、太陽くんに振られた私のこと、慰めてくれたのに。


「相原?」


と、聞き覚えのある声がした。


顔を上げると、皆見くんがいた。


「皆見…くん…」


「お前、遅刻するぞ。」


「…うん」


「…」


このまま一緒に行くの?


無理だよ…。


皆見くんはもう怖くなくなったけど、他の誰かに私たちが一緒にいるところを見られたら…


絶対に噂の的になる。


「早く行くぞ」


「…え、う…」


答えに困っていると、皆見くんが先に歩き出した。


とりあえず少し間を開けて、皆見くんのちょっと後ろを歩く。


すると、ある異変に気がついた。


「…太陽くんは?」


皆見くんがゆっくり振り向いた。


「…知らね」


絶対何か知ってるはずだ。


いっつも一緒に学校に来てるのに、突然一緒に来なくなった。


おかしい。


「何か知ってるんでしょ?」


「お前、これ聞いても傷つかないか」


「…っ…」


それは、私にとってマイナスの事なんだ。


でも、理由を知りたい。


「あいつら、昨日から付き合い始めたらしいぞ」


「…え?」


「…小日向と、友利。」


嘘。



なんで、



なんで、



まだ、友利さんのは来たばっかなのに。



しかも、隣のクラスなのに。



「今日から、一緒に行くことにしたらしいぞ」



皆見くんはそう言い、



「ほら」



と、私の後ろの方を指差した。



そこには、いつも見つめ続けてきた大好きな小日向くんと、子柄で、お人形みたいな可愛い顔をしている女の子がいた。



ー美桜ちゃん。



二人とも、ぎこちない距離で歩いていて、でもたまに、笑う事もあって。




その姿を見ているのが辛くて、思わず目を逸らした。



「なんでだろうな」



ふと、皆見くんが口にした。


黙って皆見くんの顔を見つめると、皆見くんは少し顔を赤くして、



「お前は、いいやつなのに、なんであいつは振ったんだろうな」



そう皆見くんが口にした瞬間、頭がかっとなった。




「ほっといて!!」



皆見くんを睨みつけ、走って皆見くんを追い抜いた。



決して振り返らずに。



ちくわのわーさん☆:2019/04/02(火) 12:41 ID:V/s [返信]

ちょっとウザい人がいたんで、そいつのニックネームで書いてみましたwww


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