一瞬で頭の中が真っ白になった。触れてはいけなかったのか。
スタンドとは何なのか。この人は一体誰何だろうか。
下を向き立ちすくむ僕の顔を、その人は覗き込む。
光のない真っ黒な目が異様に怖い。
???「…ちょっと来いよ。すぐそこの店だぜ。」
腕を引かれ、グッタリとしたまま男の向う店へついて行った。
店の中には、仲間だと思われる人たち5人がいた。
その中に一人、街でよく見かける人が居た。
エレジオ「ブチャラ…ティ…?」
ブチャ「…誰だこの子は、ミスタ?」
ミスタ「いやぁ〜、よぉ?こいつ俺のピストルズを手で掴んだんだぜ。スタンドも出てねぇ、
こいつ自身も驚きもしねぇんだよ。」
いやいやいやいやいや、めっっっちゃくちゃ驚いてます。そんなド心外扱いしないで下さい
それよりも衝撃を受けてたのは仲間の人達だった。
目を丸く見開き、僕の顔を穴が空くほどに見ていた。
怖いです。帰りたい。