そして、その次の日。
タケミチ(ナオト共、色々話した末、マイキー君に似せた俺が、犯人の元へ。金を届ける役目をする事になった。)
タケミチは、髪の毛はマイキーに似てるカツラを被り、服装もマイキー君が着てる同じ物を着ている。
タケミチ(犯人がマイキー君と顔見知りじゃ無ければ、別人ってバレないかな?でも、どんな犯人だろ?手紙によると、場所は無人工場だ。
今はここは、手つかずになっていて古い。)
そのタケミチの後を、私服姿の警察官・ナオトが尾行していた。
ナオト(よし、犯人はどこにいる?花垣君が危険になれば、その時は正当理由で犯人を撃とう!)
約束場所の無人工場にタケミチがやって来ると・・・
タケミチ「き、来たぞ!?身代金だっ!」
「バッ(金が入ってる鞄を見せる音)」
「し〜〜〜〜〜〜〜〜ん」
タケミチ「?ま、マイキー。は、犯人はどこにいるっ?(あれ?何だか変だ。誰もいない。)」
ナオト(ん?犯人がいないなんて、おかしい。)
タケミチ(そもそも身代金、目的なのに・・・犯人来ないなんてどういう事?ま、まさか・・・俺達の話が犯人にバレてた?でも、この件知ってるのは、東卍メンバーでも少ないし、後はイバラ側の兄弟ぐらいしか、知らないはずなのに・・・?)
「ピルルルルル(タケミチの携帯の着信音)」
タケミチ「!?(携帯の音!?奥からだ。)」
【(タケミチの携帯の着信音)では無く、(携帯の音がどこからか鳴る音)が正解です!間違い失礼しました、では続きをどうぞ。】
音が鳴っている、場所に近づくとーーーー・・・
タケミチ(あのドラム缶の上だ!)
奥にあるドラム缶の上には、携帯があった。
タケミチ(犯人からのかな?)
「キシ(床が軋む音)」
タケミチ(えっ?下が崩れ落ちっ・・・?)
「ズボッ(タケミチが下に落下する音)」
タケミチ「わぁああああああああっっ!??」
ナオト(あっあ〜〜〜〜!?おっ落とし穴!?何の為の!?)
「グサ(タケミチが仕掛けられてた鋭利なトゲに体を突き刺される音)」
タケミチ「うっ・・・・・・!」
ナオト「(下には、トゲがっ!?ヤバいっ・・・病院へ!もし、これが・・・マイキー君を一人で行かせていたら、トゲに刺されたまま、命を失くしていた?って事は、犯人の目的は初めからマイキー君の命!?)
もしもし?今すぐ来て下さいっ!場所はーーーー・・・」
ナオトは、救急車を呼ぶ事にした。
タケミチは、すぐに病院へと連れて行かれる。
何とか、死ぬ事は免れた。