>>8
はい。こちらも1レス目は長文、2レス目は要約でお返事します。
生物には、学会で定められたルールによって「学名」がつけられています。ルールに沿って名前をつけることで、生き物の分類がしやすくなるのです。
言い換えれば、学名とは「生き物を分類し、他の生き物と区別する」ためにあるともいえますね
ここで一応、分類についてお話しておきます。
生物には「動物」「植物」があります。「動物」には「脊椎動物」「無脊椎動物」があり、その「脊椎動物」は「哺乳類」「鳥類」、...とさらに細かく区別されます。これを何度も繰り返すことにより、生き物は振り分けされています。
これを分類といいます。
また、振り分けの各段階には名前が付いていて、上から「界」「門」「綱」「目」「科」「属」「種」といいます。メンドくさいですね。
住所のように考えてみると掴みやすいはずです。
アジア「州」日本「国」関東「地方」東京「都道府県」○◇「市」、のように、、、。
学名となっているのは、最後の2つの「属」「種」なんです。住所でいう「△番地○-◆▲」ですね。ただ、「属」「種」には言葉が使われているので、他の属種と重複することはありません。属と種だけでどんな生き物か分かっちゃうのが分類のいいところです。
話は戻りますが、ゴリラには似た生き物が見つかっていませんでした。そのため「ゴリラ属」だけでどんな生物か特定できていたんです。つまり「種」には何を入れてもよく、とりあえず学会のルールに従って「ゴリラ種」ということになりました。
こうして学名「ゴリラ・ゴリラ」が生まれたというわけであります。ちゃんちゃん
>>9-10 例えが凄く解りやすいです!やっと理解できた~ありがとうございました