同級生の私に言わせれば、
国語出来ないとだいぶ危ないと……。
記述問題の量は国語が1番多いですし、
他教科に比べ正解の基準があやふやです。
出題者の意図を捉える事、文章の要旨を
精確に読み解く事は非常に重要です。
まずは、休みの日に本でも読んでみましょう。
飛び入り失礼します。世界史は、鍵となる
用語を把握する上では教科書が参考書
だと私も思いますが、論述の問題もある
以上、習った事実に関して、自分なりに
考えていくという事も欠かせません。
そしてその上では、実は古文の授業で
習った言葉を使うことで全体が見える
という事もあります。例えば私が覚えて
いる言葉としては、「漁夫の利」という
言葉があります。これは「一筋縄では
いかない敵を束で相手にするときには、
最初に手を出さず自分の気配を殺して
そいつら同士が争うように仕向けて、
そいつらが争ってヘトヘトになった
ところで 頂きます とやってしまう」
という意味です。まあ、ジャンプの
封神演義でよく描かれていたことで
すね。
実はこれ、日露戦争で日本が使った
戦略の一つでもあるんです。正面から
軍と対峙するだけでは勝ち目はない
ので、日本は帝政ロシアの国内に
工作員を送り込み、反皇帝の勢力に
資金援助して、ロシア国内の革命の
動きを加速させる事で相手の軍の
足元を崩す戦略を取ったのです。