ミーンミンミンミーン…
朝から煩い蝉の声が鳴り響く。
部屋に入っているのかと思う程の大きさだ。
私、霧谷杏子は、ベッドから起き上がり着替え始める。
大切な幼馴染みを亡くして2年。
私は絶賛引き籠り状態だった。
「さて、朝御飯でも食べよう」
そう言ってドタドタと一階へ降りていく。
朝御飯はおにぎりだ。
お母さんが朝早くから作ってくれたんだと思う。
そして、長い長い8月20日が、始まろうとしていた。
>>115 タイトル考えてねえw
『タイセツナヒト、イキカエラセマス』
>>119
タイトルは適当です!!