目を開くと、眩しい陽光が目に飛び込んできた。そうか、一晩経ったんだ。俺はまだ死んでいない。そのことに安堵したと同時に、これからも辛さを抱えたまま生きていかなければいけないんだ、憂鬱に再び襲われた。いっそいなくなってしまえた方が楽だったかもしれない。二日酔いの吐き気を覚えながら立ち上がる。
と、そこには、何かが、いた。
「お、起きたんや、おはよう」
そいつはカップラーメンをすすりながら机の前に座り、ベッドにいる俺と向かい合う形でこちらに手を振った。穏やかそうで、どことなく眩しさを感じる男。年の頃は俺と同じくらいだろうか。腰を抜かしそうになりつつ、ここで怯んではいけないと言葉を返す。
誰か…読んで…
キャ〜〜〜!!!文章力と語彙力がきちんと噛み合ってて好きです……話も面白そうで……