ようこそ、美しい死の花園へ【自創作】

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75:匿名:2019/04/13(土) 15:50

ユリたんの過去を書いてみる。長文スマソ、反省してるけど後悔はしてないよっ(`・∀・´)


ユリ

或る日、子供の頃からの夢だったサーカスの試験に成績優秀で合格、入団した彼女。憧れの司会を希望した。
しかし、若い彼女に団員達は「お前には道化師がお似合いだよ」と吐き捨て、彼女は無理矢理道化師にさせられる。
それでも、「いつか司会をやるんだ…」と健気に毎日頑張っていた。彼女は道化師もとても上手で、人気も出た。
そんな時、当時の司会であり、団長の女性に自分の部屋に来るよう呼ばれる。
彼女は緊張と不安、ほんの少しの期待を持って、女性の部屋のドアを叩く…

「…貴女に、次の司会を任せたいの。貴女なら出来るわ。団員達には、私が上手く言っておくから大丈夫。」

ずっと待ち望んだ言葉。彼女は天にも登る思いだった。
それから毎日、彼女は今までよりももっと懸命に練習に励んだ。そして、とうとう司会に任命され、次が初舞台。
…けれども、世の中そう良い話はある訳がないのだ。
彼女は、その後のとある日に団員達の信じられない話を盗み聞く。「…だから…?」「…そうさ。アイツは」

「…ただの"捨て駒"。次のイベントで、横領の罪を被せられて辞めさせられる運命だな。」
「あ〜あ、あの時辞めてれば、こんな可哀想なことにならなくて済んだのにね。」「あぁ、そうだな…でも」
「「…まぁ、どうせオレ達には関係の無いこと。団長にさえ気に入られれば、此処では安泰だよ。」」

「…⁉」
彼女は、サーカスのテントの中を風のように走りそのまま家に帰った。そして、泣いて泣いて一晩泣きまくった。
…翌朝、練習に来ない彼女を(生贄がいないという意味で)心配した団員達が彼女の家に行くと、彼女は自分でナイフを喉に突き立てた状態で、息絶えていた。

…団員達は気が付かなかったが、机の上には手紙があった。そこには、
「私には、偽りの道化師がピッタリだった、そうなんですね?」と記されていた…


匿名 75:2019/04/13(土) 16:28 [返信]

>>75に付け足し等あれば主様以外でもガンガンどうぞっ(`・∀・´ /
見直してみてもなっがいなぁ、、、


匿名 :2019/04/13(土) 19:18 [返信]

高校入学して忙しくて更新できてなくてすんません

めっっっっちゃ好き
使わせてもらってもよか?

今の言葉遣いが丁寧なのもそのとき練習した名残みたいにしたらいいかな〜
あと最後の願いみたいなのは「自分を偽れればよかった」でいいだろうか


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