貧困だと生活にも余裕がないので、劣等感から色々と考えてもしまうだろうし、努力だけでは解決できない要素が多分にあるだろうに、そんな一言だけで一蹴しようとするのは、短絡思考の何ものでも無いと思いますね。真に貧困を理解しているとは思えません。
貧困な家庭をサポートする団体もありますが、貧困ではそもそもそのような情報へのアクセスすらも困難なのではないでしょうか。
「貧乏でもよい参考書を買えば国公立に行ける、それができないのは自分の努力の不足だ」
さてこの一文ですが、貧乏なら参考書も買えないし、学生だと仕事をして稼ぐというのも困難だし、努力の範囲を逸脱した批判と言えますね。
よい参考書を貰う事は可能ですが、そのような知り合いがいるとも限らないし、マーカーや付箋まみれであったりすると有用であるか疑問です。
貧困家庭には周囲のサポートが必要でしょう。
私は確かに努力をして望むような結果を手にしましたが、教育というのは環境の影響を強く受けるものですから、それに驕らず謙虚にありたいですね。