めいわかと思ったね、最初は。
どうも自分のかく文章は海野十三に似ているらしい。
調べたら推理小説の作家みたいですね?著作権がもう切れてるやつを青空文庫でちらっと読んだんですが、淡々と記すスッキリした文語体で読んでて疲れないですね。もう少し読んでみます。
話は少し変わって、面白い文体として私が紹介したい作家は「森見登美彦」さん。
おそらく氏は膨大な量の読書量があって、それを源泉とした過去の近現代の文学や漢籍の素養を使って、本人は大真面目で神妙な顔つきをしながら、とってもばかばかしくて愛らしいことを書く作家です。
やっぱり「お笑い」においても「諧謔小説」においても、本人がヘラヘラ面白いでしょ?って同調を求めてくるモノは文化祭だけでいい。どこまでも真面目で格式高くあるから、内容との意識のギャップで生じる笑いが、森見登美彦という作家です。