NieR:Automata~9Sのコックピット・アイズ、あるいは乗り物探究~(6)

1: ヒゲナマズ:2021/03/16(火) 00:52 ID:1LA

西暦11945年……地球を巡り長きに渡って繰り広げられた、地球のアンドロイドと異星の機械生命体との戦争は一先ずの区切りを見せた。
アンドロイドたちは亡き主人たちの軛より解き放たれ、また機械生命体もその制御ネットワークの中枢を失った。
これは主なき人形たちのその後の物語……の、ほんの一部。
9Sと呼ばれたアンドロイドの、好奇心の物語

Guardians【地球防衛軍5×NieR:Automata】(5)

1: 強酸性:2018/03/04(日) 00:02 ID:82Q

※注意※
●両作品のネタバレを含みます。
●一部独自解釈あり
●両原作の設定に基づいたオリキャラあり

3: 強酸性:2018/03/04(日) 00:56 ID:82Q

【Introduction[N]:A.D.5012】
西暦5012年、"エイリアン"と呼ばれる地球外生命体と、その尖兵たる"機械生命体"の襲来により、地球は放棄された。月面において"月面人類会議"が発足し、武装した"アンドロイド"が地上に派遣されこれに対処した。……それから5000年を超える途方もない年月に渡り、決着の付かない戦いは新兵器"ヨルハ型アンドロイド"と、それによって編成された"ヨルハ部隊"の投入により大きな転機を迎える事となる。ヨルハ部隊所属の2名のアンドロイド"ヨルハ二号B型"、略称"2B"、"ヨルハ九号S型"、略称"9S"の活躍は目覚ましく、遂には長らく行方の知れなかったエイリアンを発見する……僕たる筈の機械生命体によって、反逆の末100年前に死した姿となって。その真実を語った人型機械生命体の特殊個体"アダム"と"イブ"もまた2Bと9Sによって戦いの中で討たれ、両者の有していた機械生命体のネットワークが失われた事によって機械生命体は弱体化……決着を付けんとして、ヨルハ部隊による総攻撃が始まる。……だが、それが最期であった。ヨルハ部隊はそのネットワークに敵倫理ウイルスの侵入を許し、大部分のアンドロイドが暴走、衛星軌道上の本拠地"バンカー"も失われ壊滅してしまう。そして、混乱の中2Bもウイルス感染の末命を落としてしまう……かつてヨルハ部隊への不信から脱走したアンドロイド"ヨルハA号二型"、略称"A2"に自らの介錯を託して。ヨルハ部隊無き後も、相棒2Bを失った9Sは戦い続けた。A2への復讐を胸に秘めて……。"塔"と呼ばれる巨大設備を用い、月面の人類サーバーへの攻撃を目論む機械生命体の基幹システムとの戦い。その中で9Sは、ヨルハ部隊の設立を含めた"ヨルハ計画"そのものが、最初から部隊の全滅が決められたものであった事を知る。戦う意味さえ失い、復讐だけが残った9Sと対峙するA2……戦いの果て、倫理ウイルスに感染した9Sを救うべくA2は己が身を犠牲とする。機械生命体の基幹システムも破壊され、A2はかつての仲間たちの元へ召されることを喜びながら、塔の崩壊の中に消えた……。全てが終わった時、ヨルハ計画に基づき全てのデータが失われようとしていた……そして、抗った者がいた。ヨルハ型アンドロイドの随行支援ユニットに過ぎなかった筈の"ポッド042"と"ポッド153"の決死の抵抗によって、ヨルハ計画の最終段階は破綻。残されたデータを元に、2B、9S、A2の3名は復元される。……自らの未来を、獲得するために。
【続】

【あとがき】
ぶっちゃけここまでの二本はゲーム本編のプレイを推奨。やってれば見なくていい内容。NieR:Automata側は当方に外伝や舞台などの情報が無いので、その辺りのネタは出ない予定。本編内と美術資料集の情報に限定。

4: 強酸性:2018/03/04(日) 01:11 ID:82Q

【Introduction[M]:XXXXXXXX】
二つの地球の物語。多くを失い、しかし未来を諦めなかった守護者たち。そして今、守護者たちの新たなる物語が紡がれる___


地球防衛軍5×NieR:Automata
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[____Guardian_____]
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【introduction:終】

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